10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 27社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では258銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比10%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは3日現在)
なお、5日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<7354> Dmミックス 29300 25.8 1750 0.95
<7593> VTHD 48600 18.2 11500 0.80
<1887> 日本国土開発 50500 49.1 2900 0.61
<7743> シード 53000 20.0 1600 0.90
<6962> 大真空 56200 143 1000 0.49
<8999> グランディ 56900 30.7 1200 0.68
<8881> 日神GHD 60000 10.8 3400 0.41
<8714> 池田泉州HD 64600 11.5 21800 0.75
<5932> 三協立山 65500 112 2000 0.22
<7381> CCIG 65700 46.4 18000 0.63
<3864> 三菱紙 67200 75.9 8000 0.36
<8524> 北洋銀 71500 24.0 34800 0.68
<9517> イーレックス 72100 18.6 7510 0.91
<7955> クリナップ 76500 14.5 3000 0.48
<7820> ニホンフラ 80800 75.1 1930 0.64
<3580> 小松マテーレ 83700 12.8 3200 0.83
<7962> キングジム 84100 91.4 1600 0.99
<6167> 冨士ダイス 84200 16.1 700 0.84
<6293> 日精樹脂 85200 162 900 0.41
<8217> オークワ 85600 45.6 2100 0.47
<7180> 九州FG 87110 11.7 48000 0.53
<3880> 大王紙 88300 209 14000 0.64
<4410> ハリマ化成G 88400 50.4 2000 0.59
<5020> ENEOS 91570 291 345000 0.82
<7167> めぶきFG 92700 20.8 100000 0.90
<7241> フタバ 95600 16.7 15500 0.73
<3865> 北越コーポ 95800 11.9 21000 0.62
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース