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話題株ピックアップ【夕刊】(3):ミガロHD、AB&C、Dサイクル

注目
2025年12月16日 15時52分

■ミガロホールディングス <5535>  355円  +13 円 (+3.8%)  本日終値

ミガロホールディングス<5535>が大幅続伸。15日の取引終了後、26年3月期の利益予想の上方修正を発表。また、今期も株主優待を実施すると開示した。業況と株主還元姿勢を評価した買いが入った。通期の営業利益予想を前回の見通しの29億円から30億円(前期比10.6%増)に引き上げた。収益の柱であるDX不動産事業は不動産価格の上昇や堅調な需要で想定を超えて推移。DX推進事業の収益性も向上する。同時に26年3月末を基準日として500株以上を保有する株主にデジタルギフト1万円を贈呈する株主優待を実施する。売上高の予想は据え置いた。

■AB&Company <9251>  1,159円  +40 円 (+3.6%)  本日終値

AB&Company<9251>が3日続伸。同社は15日取引終了後、26年10月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比47.1%増の24億円としていることが買い安心感につながったようだ。売上収益は同18.2%増の228億9700万円となる見通し。リピーターの積み上がりによる顧客単価の上昇を見込んでいる。

■DAIWA CYCLE <5888>  3,520円  +120 円 (+3.5%)  本日終値

DAIWA CYCLE<5888>が3日続伸。15日の取引終了後、第3四半期累計(2~10月)単独決算を発表しており、売上高161億5600万円(前年同期比13.7%増)、営業利益13億200万円(同4.3%増)、純利益8億3800万円(同7.8%増)となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が94%に達したことが好感された。14店舗の出店と2店舗の直営化で店舗数が16店舗増となったことに加えて、電動アシスト車販売の好調で売上高が第3四半期累計として過去最高を更新した。出店を加速させたことにより出店関連費用は増加したものの、一方で修理の増加なども寄与し営業利益も第3四半期累計として過去最高となった。なお、26年1月期通期業績予想は、売上高205億8600万円(前期比12.2%増)、営業利益13億8900万円(同1.0%増)、純利益9億3000万円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いている。また、同時に発表した11月度の売上速報で、直営既存店売上高は前年同月比12.5%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことも好材料視された。主に休日の数が前年に比べて2日多かったことや好天に恵まれたことで客数が同4.8%増となったことに加えて、電動アシスト車の売り上げ好調もあって客単価も同7.4%増となった。

■梅の花グループ <7604>  827円  +24 円 (+3.0%)  本日終値

梅の花グループ<7604>が反発。15日の取引終了後に、26年10月末時点の株主から新株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。26年4月末日以前の株主名簿に記載または登録された既存株主については、現在の20%割引優待証を継続するとともに、500株以上保有の株主には新たに優待券を追加。また、26年5月以降の新規株主については、保有株数に応じて100株以上で10%割引優待証、200株以上で20%割引優待証を贈呈し、500株以上には優待券(保有株数に応じて年間4000~1万円)を追加する。

■ドリーム・アーツ <4811>  3,885円  +105 円 (+2.8%)  本日終値

ドリーム・アーツ<4811>が続伸。15日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を56億円から56億5000万円(前期比12.3%増)へ、営業利益を7億7800万円から9億6200万円(同24.5%増)へ、純利益を6億500万円から7億2600万円(同31.8%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を40円から54円(前期実績40円)へ引き上げたことが好感された。ライセンス販売が計画を大幅に超過し、メンテナンス契約も想定以上に維持されているため、オンプレミス事業の売上高予想を引き上げるほか、クラウド移行プロジェクトや大型案件の導入支援サービスが順調に推移したことでプロフェッショナルサービス事業も計画を上回る見通し。また、インフラコストの抑制に加え、SmartDBへの開発投資を積極化した結果、ソフトウェア資産計上額が増加し原価が減少したことなども寄与する。

■大豊工業 <6470>  807円  +18 円 (+2.3%)  本日終値

大豊工業<6470>が全体相場に逆行しマドを開けて7連騰、連日の年初来高値更新となった。時価は昨年6月以来1年半ぶりの高値圏に浮上した。トヨタ系自動車部品会社でベアリング、ダイカスト、金型3部門を収益の柱とし、摩擦工学を中核技術に研究開発分野でも高い技術力が評価されている。とりわけエンジンベアリングでは世界首位級の商品競争力を有するが、PBRが0.3倍台と株価は解散価値のおよそ3分の1に放置されており、割安感が際立っている。足もとの業績も絶好調に推移、26年3月期営業利益見通しは増額修正され、前期比3.8倍化となる23億円を見込んでいる。

■クラシコム <7110>  2,223円  +41 円 (+1.9%)  本日終値

クラシコム<7110>が3日続伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)連結決算が、売上高24億3300万円(前年同期比28.4%増)、営業利益3億2300万円(同2.6倍)、純利益2億1900万円(同2.8倍)と大幅増益だったことが好感された。マーケティング投資と商品企画の相乗効果で「北欧、暮らしの道具店」が高成長を継続したことに加えて、需要に合わせた在庫準備により「foufou」が狙い通りの成長を実現したことが牽引した。また、マーケティング投資などのコストが予測よりも若干低めでコントロールできていることも寄与した。なお、26年7月期通期業績予想は、売上高102億円(前期比20.1%増)、営業利益14億5300万円(同33.2%増)、純利益9億6400万円(同34.6%増)の従来見通しを据え置いている。

■レナサイエンス <4889>  1,788円  +23 円 (+1.3%)  本日終値

レナサイエンス<4889>が後場に強含んだ。同社は16日、膵がんを対象とするゲムシタビン及びナブパクリタキセル療法におけるPAI-1阻害薬「RS5614」併用療法の第2相試験に関する契約を東北大学と締結し、東北大学病院など複数の医療機関と医師主導治験を開始すると発表。これを手掛かりとした買いが入ったようだ。実施期間は来年5月から2029年12月までとする。

■SANEI <6230>  2,090円  +20 円 (+1.0%)  本日終値

SANEI<6230>が3日続伸。15日の取引終了後、26年3月期の期末配当予想を32円から37円へ増額修正した。25年12月に上場5周年を迎えることを記念して、記念配当5円を実施する。年間配当予想は69円となり、前期実績(60円)に対しては9円の増配となる。

■ハナツアーJ <6561>  906円  +7 円 (+0.8%)  本日終値

HANATOUR JAPAN<6561>が後場プラスに転じた。午前11時30分ごろ、25年12月期の期末一括配当予想を37円から40円(前期実績30円)へ引き上げたことが好感された。同時に、通期最終利益予想を15億6000万円から10億1000万円~11億1000万円(前期比37.9~31.8%減)へ下方修正した。Tマークシティホテル札幌の営業終了及び建物解体に伴い、解体費用等の引当計上として4億2000万~4億8000万円、固定資産の減損損失として3000万~7000万円を特別損失に計上する見込みであることが要因としている。

■ピクセルカンパニーズ <2743>  7円  -30 円 (-81.1%) ストップ安   本日終値

ピクセルカンパニーズ<2743>はストップ安。東京証券取引所が15日、同社株の上場廃止を決定したと発表した。内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制などが適切に整備・運用される見込みがなくなったと認められたため。12月15日から来年1月15日まで整理銘柄に指定された後、来年1月16日付で上場廃止となる。これを受けて処分売りが出た。

●ストップ高銘柄

誠建設工業 <8995>  1,369円  +300 円 (+28.1%) ストップ高   本日終値

monoAI <5240>  236円  +50 円 (+26.9%) ストップ高   本日終値

カルナバイオサイエンス <4572>  392円  +80 円 (+25.6%) ストップ高   本日終値

Link-Uグループ <4446>  1,143円  +150 円 (+15.1%) ストップ高   本日終値

など、8銘柄

●ストップ安銘柄

ピクセルカンパニーズ <2743>  7円  -30 円 (-81.1%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

株探ニュース

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