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前週末30日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年1月5日 5時30分

■大黒屋 <6993>  111円 (+30円、+37.0%) ストップ高

大黒屋ホールディングス <6993> [東証S]がストップ高。29日の取引終了後、12月11日の新経営体制発足以降の進捗と今後のIRスケジュールを発表した。27年3月期について営業損益を4期ぶりに黒字化する方針を示しており、材料視した買いが集まった。足もとでは新規事業への投資を精査するなどコスト構造改革を進めているが、今後は在庫水準回復による売り上げ増加やM&Aによる上積み、販管費の削減により、トップラインの回復と黒字化を狙う。

■オンコリス <4588>  1,384円 (+267円、+23.9%)

オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が5日続急騰。11月28日につけた1197円を上回り、約1ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。食道がん治療 再生医療等製品として開発中の腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」への期待が高まったようだ。今月15日に同製品の製造販売承認申請を行ったことを発表。先駆的再生医療等製品指定制度に則り、申請後6ヵ月ほどで承認に至る見込みという。

■ワンプラ <4199>  1,460円 (+206円、+16.4%)

ワンダープラネット <4199> [東証G]が急反騰。同社はブシロード <7803> [東証G]との共同開発による新作モバイルゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR(ネンサバ)」について、来年2月18日の世界同時リリースを予定している。事前登録を今年12月20日に開始していたが、同ゲームの公式Xでの27日の投稿で、事前登録者数が20万人を突破したことが明らかとなった。事前登録者数の節目突破に関するアナウンスがこの先も続き、新作ゲームによるワンプラの業績拡大期待が高まるシナリオが意識され、個人投資家による資金流入が続いていた。

■ブイキューブ <3681>  131円 (+18円、+15.9%) 一時ストップ高

東証プライムの上昇率2位。ブイキューブ <3681> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。30日午前11時ごろ、米子会社のテン・ホールディングス <XHLD> が新たな資金調達に関する株式購入契約を締結し、現地時間の29日に米国証券取引委員会(SEC)にForm8-Kを提出したと発表。テンHDが99万1000株の新株発行により225万ドルを調達することで、同社に対するブイキューブの議決権所有割合が11月末時点の50.90%から38.22%に低下する。これまでブイキューブは今期の下期での連結除外の方針を示していたが、25年12月期は連結対象となり、除外は来期となるという。赤字企業の連結除外に向けた取り組みの進捗に関する発表後は売り買いが交錯していたが、前場終了間際に値幅取り狙いの買いが加速し、株高に弾みがついた。

■養命酒 <2540>  5,480円 (+680円、+14.2%) 一時ストップ高

東証プライムの上昇率3位。養命酒製造 <2540> [東証P]が7日続急騰、一時ストップ高となった。5000円の大台に乗せ、1990年1月以来の高値圏に浮上した。米ブルームバーグ通信が29日夜、「薬用酒メーカーの養命酒製造の非公開化に向けた入札で、米投資会社のKKRが優先交渉権を得た」と報じた。報道を受け、養命酒は30日にコメントを発表。「非公開化に向けた入札で米系投資会社のKKRに優先交渉権を付与したことは事実」と表明した。TOB(株式公開買い付け)の実施に向けて株価に上乗せされるプレミアム幅を期待した買いが優勢となっていた。記事によると、これまでの2回の入札にKKR <KKR> を含む複数のファンドが応札していた。買収価格などの条件を詰め、2026年1月にもTOBを実施する方向で調整しているという。また、養命酒の筆頭株主で旧村上ファンド関係者が資金提供をする湯沢(東京都渋谷区)の出方が焦点だとしたうえで、「KKRは湯沢と協議し、条件が整えばTOBを実施する」と伝えている。養命酒は30日のコメントのなかで、26年1月に公開買い付けを実施する見通しは立っていないとしつつ、今後開示すべき事項が生じた際には速やかに開示する方針を示した。

■フィットクル <469A>  2,869円 (+322円、+12.6%)

フィットクルー <469A> [東証G]が5日続急騰。同社はパーソナルトレーニングジムやパーソナルトレーナー養成スクールの運営を手掛ける。12日に東証グロース市場に新規上場した。初値は公開価格(2200円)を上回る3000円と好調な滑り出しをみせたが、その後は換金売りに押され下値模索の展開に。22日に2230円の安値をつけた。ただ、そこを起点に足もとは持ち直しの動きを強めており、30日は大幅高で2800円台まで上値を伸ばした。同社の25年11月期単独業績予想は売上高が29億4700万円(前の期比20.1%増)、営業利益が2億9000万円(同2.6倍)。配当予想は無配としている。

■かわでん <6648>  2,532円 (+201円、+8.6%)

かわでん <6648> [東証S]が4日続急伸。上場来高値圏を快走していた。同社は配電制御設備の専業メーカー。半導体関連を含む大型工場や都市再開発などの堅調な建設需要を追い風に、26年3月期の連結営業利益は前期比5割強増の40億円を予想。1992年3月期(32億3600万円)以来、実に34年ぶりとなる最高益更新を見込む。配当は前期比20円増の58円と、3期連続の増配を計画する。好業績見通しを背景に投資資金の流入が続くなか、12月末を基準日とする1対5の株式分割を実施したことで買いに弾みがついていた。

■セルシード <7776>  259円 (+13円、+5.3%)

セルシード <7776> [東証G]が4日続急伸。同社は変形性膝関節症の治療を目的として「軟骨細胞シート」の開発に取り組んでいる。ジャパン・ティッシュエンジニアリング <7774> [東証G]が29日の取引中に自家培養軟骨「ジャック」が2026年1月1日付で再生医療等製品として保険適用されることになったと発表し、ストップ高の575円に買われたことで膝の医療に関連する銘柄への物色人気が高まっていたもようだ。軟骨修復材「モチジェル」を展開する持田製薬 <4534> [東証P]も3日続伸し、1月6日につけた年初来高値を更新した。

■イトヨーギョ <5287>  1,109円 (+45円、+4.2%)

イトーヨーギョー <5287> [東証S]が大幅続伸。同社はマンホールなどのコンクリート2次製品の製造・販売を主力とする。そのなか、ライン導水ブロックなどをはじめとした道路関連製品で優位性を持っており、国策である下水道老朽化に対応した道路工事などで商機を獲得する可能性が高い。株式需給面では貸株市場で調達先とした空売りが高水準に増加していたが、この買い戻しによる浮揚力が働きやすかった点にも着目。ここにきて中小型材料株が相次いで急騰していたが、それは貸株市場を絡めたショートカバーによる影響が色濃く出ていた。同社株は約2ヵ月前の10月下旬に2063円の年初来高値をつけており、直近安値もみ合い圏からの半値戻し水準である1400~1500円近辺がターゲットとして意識されやすかった。

■ユタカ技研 <7229>  3,155円 (+105円、+3.4%)

ユタカ技研 <7229> [東証S]が大幅続伸。同社を巡っては今年8月、インドの自動車部品大手であるマザーサンが子会社を通じ、ユタカ技研に対し非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格を1株3024円とし、来年1月下旬をメドにTOBを開始する方針を示していた。12月29日に米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は、スイスの資産運用会社のGAMがユタカ技研に書簡を送り、取引の断念か価格の大幅な引き上げを求めるよう促したと報じている。GAM側はTOB価格について現在の価格よりも少なくとも50~70%高いものでなければならないと主張しているという。TOB価格の引き上げの思惑が広がり、買いが集まったようだ。

■富士通 <6702>  4,329円 (+96円、+2.3%)

富士通 <6702> [東証P]が反発。同社は10月にエヌビディア <NVDA> との戦略的協業を拡大すると発表。12月24日には協業の成果として、フィジカルAIやAIエージェントをシームレスに連携させる技術を開発したと公表している。エヌビディアとの協業関係に加え、量子コンピューターをはじめとする先端技術領域や防衛分野など、多岐にわたる投資テーマに関連する銘柄とあって、2025年の富士通の株価は年初来で50%を超す上昇となった。株式市場において26年もフィジカルAIやAIエージェントといったテーマに投資家の関心が寄せられるとみられるなか、大納会の30日は国内大手証券による投資判断と目標株価の引き上げの動きも手伝って、同社株への選好姿勢が強まったようだ。

■アンドST <2685>  2,875円 (+55円、+2.0%)

アンドエスティHD <2685> [東証P]が続伸。29日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結決算を発表した。売上高が2273億7200万円(前年同期比3.3%増)、営業利益が138億9300万円(同5.9%減)だった。一方、第3四半期(9-11月)については売上高が780億2700万円(前年同期比2.8%増)、営業利益が59億1900万円(同21.4%増)となっており、足もとの好業績を評価した買いが集まっていた。自社EC「and ST」をモール&メディアとして育成しているプラットフォーム事業で外部企業による参画が増え順調に推移した。

■コロンビア <146A>  3,450円 (+65円、+1.9%)

コロンビア・ワークス <146A> [東証S]が続伸。30日正午ごろ、京葉銀行 <8544> [東証P]から同日にポジティブインパクトファイナンスで資金調達を実施したと発表しており、株価の支援材料になったもようだ。

※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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