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話題株ピックアップ【夕刊】(1):3DM、アストロHD、レゾナック

注目
2026年1月16日 15時47分

■3DM <7777>  480円  +80 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値

スリー・ディー・マトリックス<7777>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。同社は15日取引終了後、自己組織化ペプチド技術を用いた吸収性局所止血材「ピュアスタット」について、静岡県立静岡がんセンターで甲状腺切離後の滲出性(しんしゅつせい)出血に対する止血材としての評価を目的とした医師主導の特定臨床研究が開始されたと発表。これが材料視されたようだ。これは、甲状腺切離後に既存の止血法では十分な止血が得られない滲出性出血を対象に、ピュアスタットを使用し、その有効性および安全性を評価する探索的な臨床研究。この研究では止血有効性に加え、術後の声帯運動機能低下の発生割合やドレーン(体内に貯留した血液・膿・浸出液を体外に排出する際に使用する管のこと)留置期間などについても評価するとしている。

■アストロHD <186A>  929円  +100 円 (+12.1%)  本日終値

アストロスケールホールディングス<186A>が続急伸し昨年来高値を更新した。きょう付の日本経済新聞朝刊で「日本とイタリア両政府は宇宙開発の技術協力を進めるため協議の枠組みを新設する」と報じられており、なかで、「人工衛星や宇宙ごみ(デブリ)の除去などで最新技術を共有する」とあることから、宇宙デブリの除去をミッションとする同社に物色人気が集まったようだ。また、小型衛星の開発を行うアクセルスペースホールディングス<402A>やQPSホールディングス<464A>なども高い。

■レゾナック <4004>  7,772円  +640 円 (+9.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位

レゾナック・ホールディングス<4004>が大幅高で3日続伸。この日、3月1日出荷分から電子回路基板向けに使用される銅張積層板及びプリプレグの販売価格を30%以上引き上げると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。原材料の銅箔やガラスクロスの需給ひっ迫による価格高騰に加えて、人件費や輸送費が上昇していることから、安定供給並びに新技術提供継続のため価格を改定するとしている。

■キオクシア <285A>  14,750円  +1,120 円 (+8.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

キオクシアホールディングス<285A>が昨年11月11日につけた上場来高値1万4405円を上抜け、青天井圏に突入した。昨年末比で上昇率は一時40%を上回り、年明けから投資マネーの流入が顕著となっている。AIデータセンターの設置拡大にあわせて先端半導体とともに半導体メモリーの需要が拡大し、足もとにおいても世界的にメモリー不足の様相を呈するようになった。NAND型フラッシュメモリーを供給するキオクシアに対しては、メモリー価格の高騰による業績押し上げ効果が引き続き期待されている。15日の米国市場で同業の米サンディスク<SNDK>の株価が5%を超す上昇となり、連日で高値を更新したことも、この日のキオクシア株の刺激材料となった。

■コプロHD <7059>  1,121円  +81 円 (+7.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位

コプロ・ホールディングス<7059>が続騰。同社は15日の取引終了後、建設派遣事業の譲受を目的として、トライト(大阪市北区)の全株式を取得し完全子会社化すると発表した。買収効果を期待した買いが集まった。取得価額はアドバイザリー費用などを除き292億4300万円。株式取得に向け、三井住友銀行から同額の借り入れを行う。株式譲渡実行日は3月1日を予定。コプロHDは26年3月期の業績予想に与える影響については精査中として、今後開示すべき事項が生じた際には速やかに公表するとしている。トライトは建設派遣事業以外の事業をトライトの親会社であるトライトキャリアに吸収分割により承継させる。そのうえで、コプロHDは求人サイト「施工管理ジョブ」などを展開するトライトエンジニアリングを傘下に持つトライトの全株式を取得する。あわせてコプロHDは、連結子会社コプロテクノロジーのシステム・エンジニアリングサービス事業を、ジャパニアス<9558>に譲渡すると発表した。3月27日を効力発生日とし、コプロテクノロジーはジャパニアスから対価として7億3000万円の交付を受ける予定としている。

■イオンファンタジー <4343>  3,095円  +95 円 (+3.2%)  本日終値

イオンファンタジー<4343>が反発。15日の取引終了後に発表した25年12月度の売上概況で、既存店売上高が前年同月比7.3%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。遊戯機械売り上げが同5.7%増、商品売り上げが同15.2%増となった。メダル部門で人気IPの最新機種「桃太郎電鉄ワールド ~地球もメダルもまわってる!~」を多くの店舗で導入したほか、高単価帯の利用を促す「1万円でメダル1万枚」イベントを12月12日~21日に開催し、売り場の賑わいを創出した。また、プライズ(アミューズメント専用景品)部門で、限定景品として「HarajukuFestival Vol.1 ~子ども心を救え~」グッズを、コラボユニットのライブツアー千秋楽に合わせて計13アイテム展開したことも寄与した。

■三越伊勢丹 <3099>  2,634.5円  +74.5 円 (+2.9%)  本日終値

三越伊勢丹ホールディングス<3099>が反発。同社は15日、12月の国内百貨店事業の売上確報を発表。三越伊勢丹では前年同月比1.6%増となった。5日発表の売上速報では1.9%増で、確報ベースでは下方改定となったが、発表資料のなかで1月の足もとの概況について、力強い滑り出しとなっているとし、14日までの期間で三越伊勢丹は11.3%増となったと明らかにした。堅調な業況を好感した買いが入ったようだ。12月は国内顧客と海外顧客ともに宝飾・時計や装身具が好調に推移した。確報ベースで伊勢丹新宿本店は同1.9%増、三越日本橋本店は同6.5%増となった。三越伊勢丹と国内グループ百貨店の合計では同0.7%減となった。1月の概況で海外顧客売上高に関しては12月と比較して対前年の状況は改善傾向にあるとした。

■ノーリツ鋼機 <7744>  2,025円  +56 円 (+2.8%)  本日終値

ノーリツ鋼機<7744>が3日続伸し昨年来高値を更新した。15日の取引終了後に、建材機器の製造・販売・工事を手掛け、フリーアクセスフロアのパイオニアであるセンクシア(東京都港区)の全株式を2月2日付けで取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。今回の子会社化は、同社にとって新たな成長の柱を構築する「新領域」への投資であるとともに、「部品・材料」セグメントの周辺領域を拡張する事業として位置づけており、事業ポートフォリオの更なる盤石化に寄与する見通し。取得価額は690億円。なお、25年12月期業績への影響はないとしており、26年12月期業績への影響は2月13日発表予定の業績予想に反映するとしている。

■オロ <3983>  2,295円  +54 円 (+2.4%)  本日終値

オロ<3983>が反発。15日の取引終了後、クラウドソリューション事業の主力製品である「ZAC」の12月における契約ライセンス数について、35万3000ライセンスだったと発表した。前月11月から6200ライセンス増加し、サービス利用者の拡大を好感した買いが入った。ZACは企業における販売や購買、勤怠、経費などの各種業務処理の効率化を支援する統合基幹業務システムであり、プロジェクトごとのタイムリーな損益管理や必要なデータの一元管理による業務効率化などを実現できる。12月は新規獲得が1万200ライセンス、既存の追加が800ライセンス、解約・減少が4900ライセンスだった。

■東海理化 <6995>  3,305円  +50 円 (+1.5%)  本日終値

東海理化<6995>が反発。この日、横浜市が実施する自動運転サービスの実証実験に参画すると発表しており、好材料視された。同実証実験は、総務省の24年度補正予算「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」に採択されたもので、NTTドコモビジネス(東京都千代田区)を代表機関としたコンソーシアム8社、2つの協力機関及び横浜市が1月17日から22日まで実施する。都市部で深刻化するバス運転者不足や休日の交通混雑・渋滞、また、狭あい道路や見通し不良箇所での対向車両同士が安全にすれ違うための走行調整(離合制御)などの課題に対し、通信制御技術と路車協調技術を組み合わせた新たな自動運転モデルの構築を目的としており、同社は自動運転バスの遠隔監視システム/緊急通話インタフェースや乗客安全監視AI検知システムを提供する。

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