東京株式(前引け)=続落、半導体株など買い戻され朝方急落後は下げ渋る
21日前引けの日経平均株価は前営業日比297円67銭安の5万2693円43銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は11億3569万株、売買代金概算は3兆4817億円。値上がり銘柄数は291、対して値下がり銘柄数は1262、変わらずは48銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は朝方に先物主導で日経平均は大幅続落のスタートとなり、寄り後すぐに5万2000円台攻防を意識する場面もあった。前日の米株市場では、グリーンランドを巡る米国と欧州の対立先鋭化を嫌気して投資家のセンチメントが悪化、ハイテク株中心に大きく売り込まれた。東京市場でもこれを引き継ぎ、朝方はリスク回避ムードが強かったものの、その後は押し目買いや買い戻しが入り下げ渋っている。半導体関連株の一角が買い戻され全体指数を支える格好となり、結局前引け時点で日経平均は300円弱の下落にとどまった。ただ、個別株は値下がり銘柄数は多く、全体の8割近くを占めた。
個別ではディスコ<6146>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調。ファーストリテイリング<9983>も安い。アステリア<3853>が大きく利食われ、東洋エンジニアリング<6330>も下値模索が続いた。半面、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A>が大幅高に買われたほか、フジクラ<5803>も上昇、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>なども朝安から切り返した。IHI<7013>、川崎重工業<7012>が高く、古河電気工業<5801>も物色人気。ミツバ<7280>も急騰が続いている。扶桑化学工業<4368>も値を飛ばした。