話題株ピックアップ【夕刊】(3):住友鉱、カルビー、フジプレアム
■住友金属鉱山 <5713> 8,180円 -200 円 (-2.4%) 本日終値
住友金属鉱山<5713>が4日ぶりに反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で21日に金先物2月物が、前日比71.7ドル高の1トロイオンス=4837.5ドルに上昇。一時4891.1ドルをつけ最高値を更新した。ただ、時間外取引では4800ドル前後へ下落している。トランプ米大統領は21日グリーンランド取得に向けて武力行使の必要性はないと述べたうえで、SNSで欧州8カ国に対する追加関税を見送ると表明。これを受け、リスク回避姿勢が後退し金には売りが膨らんだ。
■カルビー <2229> 3,047円 -44 円 (-1.4%) 本日終値
カルビー<2229>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券は21日、同社株の投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げた。目標株価は3300円から3100円に見直した。馬鈴薯不足などに起因したせとうち広島工場(広島市佐伯区)の固定費負担の増加が想定以上となったことから業績予想を減額したほか、過去3カ月の株価上昇を考慮し投資判断を引き下げている。
■フジプレアム <4237> 434円 +80 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
フジプレアム<4237>がストップ高。独自の精密貼合技術を強みにディスプレーパネル関連分野などで実績が高く、OEM供給を主軸に太陽光発電システム関連商品の製造販売も手掛けるが、注目されるのは日本で発明された次世代電池として脚光を浴びるペロブスカイト太陽電池への取り組みに経営資源を注いでいること。ペロブスカイト太陽電池は高市早苗首相が重点投資対象に掲げる成長分野でもあり、足もとでケミプロ化成<4960>など中低位の関連銘柄が連日ストップ高に買われるなど急速人気化したことを横目に物色人気が波及した形だ。
■スタートライン <477A> 933円 +150 円 (+19.2%) ストップ高 本日終値
スタートライン<477A>がストップ高。22日午前9時過ぎ、シンガポールに拠点を置くパーム・インベストメント・マネジメントがスタートLの株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.63%。報告義務発生日は15日。保有目的は「純投資」としている。
■レントラックス <6045> 1,910円 +211 円 (+12.4%) 本日終値
レントラックス<6045>は大幅高。約4カ月ぶりに昨年来高値を更新した。21日取引終了後、貴金属のリサイクルや精錬、加工、販売などを手掛ける井嶋金銀工業(東京都荒川区)を子会社化すると発表した。レントラクスのインターネット広告を活用した集客・販促ノウハウと、井嶋金銀工業が持つ事業基盤・技術力を組み合わせることで事業価値の更なる向上と新たな成長機会の創出が可能になると判断した。
■ミナトホールディングス <6862> 1,855円 +166 円 (+9.8%) 本日終値
ミナトホールディングス<6862>が続急騰。前日比9%超の上昇で1800円台半ばまで急浮上、1999年9月以来約26年4カ月ぶりの高値水準に駆け上がっている。AIデータセンター向けにメモリー半導体の需要が急増しており、キオクシアホールディングス<285A>を筆頭に関連銘柄を物色する動きが活発化している。そのなか、産業用メモリーモジュールを主力とする同社にもスポットライトが当たっている。需給逼迫によるDRAM価格の高騰は同社にとって強力な追い風となる。26年3月期は営業利益が13億7600万円と前期比8割増を見込むが、更なる増額の可能性を内包している。
■ジー・スリー <3647> 126円 +9 円 (+7.7%) 一時ストップ高 本日終値
ジー・スリーホールディングス<3647>に物色人気集中。株価100円台の超低位株ということもあって、個人投資家などの短期資金を呼び込んだ。太陽光発電関連を中心とする再生可能エネルギー関連事業を展開している。業績は営業赤字が続いているが、新規事業への展開などで低迷からの脱却を図る。そうしたなか、21日取引終了後、系統用蓄電池事業の本格展開を視野に「系統用蓄電池事業部門」を新設したことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が流入した。株式需給面では直近データで信用買い残が45万株とピークから大幅に整理進捗した状況にあり、その分上値も軽くなっている。
■ナルネット <5870> 1,103円 +52 円 (+5.0%) 本日終値
ナルネットコミュニケーションズ<5870>が5日ぶりに急反発した。イエローハット<9882>が21日の取引終了後、リース車両のメンテナンス受託を中心に事業を展開するナルネットを持ち分法適用関連会社とすると発表。ナルネットに対してはイエロハットとの事業のシナジーを期待した買いが入ったようだ。イエロハットも底堅く推移している。イエロハットは昨年8月にナルネットの株式を16.25%取得した後、市場にて追加取得を進め、今年1月19日付で保有割合が20.02%に達した。イエロハットはナルネットが管理する法人車両の需要を受け入れることで、店舗稼働率の向上や収益基盤の強化を図る。また、ナルネットや同社と提携する整備工場ネットワークに対し、タイヤをはじめとしたカー用品の供給体制を構築し、卸売上の拡大も目指すとしている。
■デジタルプラス <3691> 1,732円 +69 円 (+4.2%) 本日終値
デジタルプラス<3691>が後場上昇。同社はきょう正午ごろ、会員数約4400万人のANAマイレージクラブの強固な顧客基盤を背景に成長するANA Payとの連携を開始したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。ANA Payは、ANAホールディングス<9202>が推進する非航空領域における成長分野のひとつとして展開されているスマートフォン決済サービス。今回の連携により、株主優待や販促施策など、企業から個人への多様な支払いシーンで、ANA Payを活用した新たな受け取り体験の提供が可能になるとしている。
■セキュア <4264> 1,515円 +47 円 (+3.2%) 本日終値
セキュア<4264>はしっかり。21日取引終了後、輸入ブランド専門店を運営するセキド<9878>との間で、無人店舗とAI活用による新たな出店モデルの構築に向けて業務提携すると発表した。有人店舗の価値を重視しながら、小規模無人店舗による柔軟な出店戦略を推進するという。
●ストップ高銘柄
ケミプロ化成 <4960> 532円 +80 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
山田債権 <4351> 1,054円 +150 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース