東京株式(前引け)=反落、半導体株などが強さ発揮も全体の88%が下落
28日前引けの日経平均株価は前営業日比303円57銭安の5万3029円97銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は11億786万株、売買代金概算は3兆4246億円。値上がり銘柄数は163、対して値下がり銘柄数は1400、変わらずは37銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場はリスク回避目的の売りが優勢となり、日経平均株価は反落した。一時500円を超える下げをみせたが、前引けにかけ下げ渋り結局300円あまりの下落で前場の取引を終えた。外国為替市場で急激に円高が進んだことで、これが市場センチメントを悪化させたが、取引時間中に円安方向に巻き戻しが入ったこともあって押し目買いも観測されている。そのなか、半導体主力株は強さを発揮する銘柄が多く、電線セクターなどデータセンター周辺株に活発な物色がみられた。ただ、値下がり銘柄数が1400に達し全体の約88%を占めるなど、全体的には個別株ベースでも売り圧力の強さが浮き彫りとなっている。
個別ではキオクシアホールディングス<285A>が活況高、ソフトバンクグループ<9984>も商いを伴い堅調。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>が値を飛ばし、三井海洋開発<6269>にも投資資金が流入した。冨士ダイス<6167>が急騰、旭ダイヤモンド工業<6140>は値幅制限いっぱいに買われた。ユニチカ<3103>はストップ高水準でカイ気配に張り付き値が付かない状況。半面、信越化学工業<4063>が大幅安、三菱重工業<7011>も売りに押された。トヨタ自動車<7203>が安く、東京電力ホールディングス<9501>の下値模索も続いている。ソシオネクスト<6526>も大きく水準を切り下げた。伊藤園<2593>、第一稀元素化学工業<4082>も売られた。