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話題株ピックアップ【夕刊】(3):日精線、マネフォ、中村超硬

注目
2026年1月28日 15時59分

■日本精線 <5659>  1,183円  -26 円 (-2.2%)  本日終値

日本精線<5659>が後場下げ幅を拡大。午後2時30分ごろに発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高346億5500万円(前年同期比2.3%減)、営業利益21億4000万円(同38.8%減)、純利益15億5300万円(同37.1%減)と大幅減益で着地したことが嫌気された。半導体関連業界向け超精密ガスフィルターの好調もあって金属繊維部門は堅調に推移し、ステンレス鋼線の販売数量も増加したものの、太陽光発電パネルの製造プロセスで使用される極細線の需要低迷が続いたことが響いた。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高435億円(前期比7.0%減)、営業利益32億円(同30.1%減)、純利益23億円(同29.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■マネーフォワード <3994>  4,140円  -89 円 (-2.1%)  本日終値

マネーフォワード<3994>は後場に入り下げ幅を縮小。午後0時30分ごろに、27日の取引終了後に発表した「特別利益(投資有価証券売却益)の計上見込みに関するお知らせ」の訂正版を発表。保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、投資有価証券売却益18億8900万円を26年11月期第1四半期に特別利益として計上すると発表した。27日取引終了後時点では投資有価証券売却益を1889万円としていたことから、反応は限定的だったが、訂正されたことで業績への影響を期待した買いが下値に入ったようだ。なお、通期業績予想への影響は精査中としている。

■コラボス <3908>  375円  +80 円 (+27.1%) ストップ高   本日終値

コラボス<3908>がストップ高。27日の取引終了後に、26年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年3月末時点で10単元(1000株)以上を継続して1年以上保有する株主を対象に、Amazonギフトカード、PayPayマネーライト、楽天ポイントギフト、dポイントなどと交換できるデジタルギフト1万5000円分を贈呈する。なお、初回の26年3月末時点の株主については、継続保有期間の制限を設けず、10単元以上保有する株主を対象とする。

■中村超硬 <6166>  682円  +100 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値

中村超硬<6166>が一時100円高はストップ高となる682円に買われた。同社は超硬合金加工による工具や部品などを提供するが、半導体向けダイヤモンドワイヤでは人工ダイヤを使った高技術が礎となっている。日米関税合意に基づく総額5500億ドルの対米投融資に関して、人工ダイヤモンドを米国内で生産する計画が有力候補に挙がっていると伝わるなか、株価が強く刺激される格好となった。同様の観点でテクニスコ<2962>にも大口の買い注文がなだれ込み、きょうは5日ぶりに切り返しストップ高カイ気配と気を吐いている。テクニスコは人工ダイヤを使った高熱伝導素材のシルバーダイヤを開発し、同社の主力商品であるヒートシンク(放熱板)製造に活用している。同社が提供するヒートシンクは、膨大な電力を消費するAIデータセンターの熱問題解消で重要な役割を担う。

■マクアケ <4479>  1,119円  +150 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値

マクアケ<4479>はストップ高の水準となる前営業日比150円高の1119円に買われた。27日の取引終了後、26年9月期第1四半期(10~12月)の単独決算を発表した。売上高が14億6300万円(前年同期比49.2%増)、営業利益が3億3400万円(同3.3倍)だったとしており、好業績を評価した買いが殺到した。同社はクラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営している。10~12月は家電やガジェットを中心とした大型案件の創出により取扱高が大幅に増えた。通期計画は据え置いた。営業利益の通期計画(4億円)に対する進捗率は84%と高水準であるものの、一般流通促進フェーズにおける新サービスの機能強化へ投資を進める。第2四半期累計(25年10月~26年3月)の決算発表時に、投資の実行状況と効果を踏まえ精度の高い通期業績予想を開示する予定だ。

■アテクト <4241>  679円  +83 円 (+13.9%) 一時ストップ高   本日終値

アテクト<4241>が商いを膨らませ急動意、マド開け大陽線を形成し26日に上ヒゲでつけた昨年来高値619円をブレーク、新値街道に再突入している。半導体保護資材(スペーサーテープ)で世界シェア7割というグローバルニッチトップ。業績も26年3月期は2ケタ営業増益を見込むが、上期時点の進捗率から一段の上方修正が見込まれている。半導体関連は米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新するなど、投資対象として改めて物色人気化しており、東京市場にもその流れが波及しつつある。そのなか、半導体周辺でニッチトップの実力を持つ同社株にも投資資金が食指を動かしている。

■藤倉化成 <4620>  768円  +80 円 (+11.6%) 一時ストップ高   本日終値

藤倉化成<4620>の物色人気加速、前日に70円高の688円と値を飛ばしたが、きょうも買い気は衰えず値幅制限いっぱいとなる100円高の788円でカイ気配に張り付く異彩人気となった。ここにきて、株価が1000円未満の中低位株に投機性の強い短期資金が相次いで流入する状況となっている。基本的にはモメンタム相場の色彩が強いが、そのなか、同社株はPBR0.5倍台と会社解散価値の半値水準に放置されていることから、株高修正余地の大きさに期待した買いを引き寄せている。樹脂系コーティング材で世界的シェアを有するほか、導電性樹脂材料など電子材料を手掛けていることもポイント。データセンター関連の象徴株として物色人気に沸いているフジクラ<5803>が筆頭株主だが、電子材料分野におけるプリンテッドエレクトロニクスでフジクラに貢献するなど、事業分野でも一部連携している。今後はコーティング事業分野での連携も模索していくことが予想され、業容拡大への思惑が募る。

■テセック <6337>  2,746円  +279 円 (+11.3%)  本日終値

テセック<6337>が続急伸し昨年来高値を更新。27日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を51億円から55億円(前期比6.7%減)へ、営業利益を1億3000万円から2億8000万円(同35.5%減)へ、純利益を2億3000万円から4億8000万円(同12.3%増)へ上方修正したことが好感された。第3四半期にハンドラの受注が増加し、その一部が第4四半期の売上高に寄与する見込みであることに加えて、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い投資有価証券売却益1億7300万円を第4四半期に特別利益として計上することも利益を押し上げる。なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高40億200万円(前年同期比6.2%減)、営業利益2億5400万円(同30.5%減)、純利益2億8700万円(同27.1%減)だった。同時に、上限を16万株(自己株式を除く発行済み株数の3.01%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は1月28日から3月31日までで、株主還元の充実及び資本効率の向上を図り、企業環境の変化に対応した機動的な経営を遂行することが目的としている。

■SEHI <9478>  468円  +40 円 (+9.4%)  本日終値

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>がカイ気配スタートで急騰。技術専門書籍を出版する翔泳社のほか、コンテンツマーケティング支援やソフトウェア・ネットワーク事業、人材派遣などにも展開する。26年3月期は減収減益を見込むが足もとの収益動向は好調で、27日取引終了後に発表した決算発表で25年10~12月期の営業利益が前年同期比74%増の2億900万円と大幅な伸びを達成した。また、今期の年間配当を従来計画の3円50銭から4円に増額した。更に発行済み株式数の4.49%相当の70万株、金額ベースで2億5000万円を上限とした自社株買いを実施することも発表。併せて2月27日付で80万株を消却することも開示しており、これらを材料視する買いが集中した。

■サイバートラスト <4498>  1,281円  +34 円 (+2.7%)  本日終値

サイバートラスト<4498>が7日ぶりに急反発。27日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高が60億7900万円(前年同期比14.5%増)、営業利益が11億7000万円(同20.9%増)、最終利益が6億8800万円(同2.2%減)だった。直近3カ月間の10~12月期では、営業利益とともに最終利益も増益となった。堅調な業況を評価した買いが優勢となっている。4~12月期は電子認証サービス「iTrust」の本人確認サービスが証券口座開設、銀行における利用範囲拡大により大きく伸びたことに加え、電子契約サービスのパートナー向け電子署名サービスが伸長した。また、Linuxサポートで大手事業者向け大型サポート案件などがあったほか、EMLinuxの採用拡大やセキュリティコンサル及び受託開発案件が堅調に推移したことも増収に貢献。なお、最終減益については本社移転費用として1億1200万円の特別損失を計上したことが響いた。

●ストップ高銘柄

クロスフォー <7810>  212円  +50 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値

ケミプロ化成 <4960>  1,340円  +300 円 (+28.9%) ストップ高   本日終値

Jテック・C <3446>  1,632円  +300 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値

マイポックス <5381>  606円  +100 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値

テクニスコ <2962>  491円  +80 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値

など、14銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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