話題株ピックアップ【夕刊】(2):野村原油、フジクラ、トーホー
■野村原油 <1699> 599.3円 +19.3 円 (+3.3%) 本日終値
NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>、WisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>といった原油ETFが続伸。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比8.48ドル高の1バレル=95.73ドルに上昇した。イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師は同日にホルムズ海峡に関して「封鎖を継続するべきだ」と表明したと報じられた。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃も伝えられており、米イスラエルとイランの軍事衝突長期化が警戒された。WTI価格は時間外取引で一時98.10ドル近辺まで上昇している。
■フジクラ <5803> 26,520円 +820 円 (+3.2%) 本日終値
フジクラ<5803>が後場一段高。同社は13日午後2時、光ファイバー及び光ケーブル「SWR/WTC」の生産能力増強を目的に設備投資を行うと発表した。日本及び米国において合計最大3000億円を投じ、千葉県の佐倉事業所で建設中の新工場とあわせて生産能力をそれぞれ現状の最大3倍に拡大する。発表を材料視した買いが株価を押し上げた。生成AIデータセンター市場における光ファイバー及び光ケーブルの需要拡大に対応するとともに、米国のAIインフラ強化への貢献も見据える。
■トーホー <8142> 1,311円 +33 円 (+2.6%) 本日終値
トーホー<8142>が反発。12日の取引終了後に発表した27年1月期の連結業績予想で、売上高2740億円(前期比5.5%増)、営業利益82億円(同4.4%増)、純利益48億円(同4.9%増)を見込み、年間配当予想を前期比実質増配となる61円としたことが好感された。業務用食品卸を手掛けるディストリビューター事業や業務用食品現金卸を手掛けるキャッシュアンドキャリー事業は減益が予想されているが、フードソリューション事業で外食産業向け業務支援システムなどシステム関連部門の堅調な推移が見込まれるほか、前期に本社改修費用を計上していた反動で増益となる見通しだ。なお、26年1月期決算は売上高2597億4700万円(前の期比5.4%増)、営業利益78億5300万円(同4.8%増)、純利益45億7600万円(同2.0%増)だった。同時に、プロの食材の店「A-プライス」を関東以西で運営する子会社トーホーキャッシュアンドキャリーが、書籍やエンターテイメント商材を「TSUTAYA」や書店へ供給する販売物流会社のカルチュア・エクスペリエンス(東京都千代田区)と、「A-プライス」の全国展開協力及びTSUTAYAへの商品導入検討で合意したと発表した。今後具体的に検討を進めるとして、現時点における業績予想への影響は軽微としている。
■日本コークス工業 <3315> 125円 +3 円 (+2.5%) 本日終値
日本コークス工業<3315>が動意。ここジャパンディスプレイ<6740>の突発人気化もあって、低位株に投機性の強い資金が食指を動かしており、同社もその流れに乗った形だ。ホルムズ海峡の事実上封鎖に伴う原油価格の高騰を背景に、同じ化石燃料の石炭やコークスは代替燃料としての需要喚起が見込まれる。業績も26年3月期は期初予想を下方修正し営業損益段階で収支均衡を見込むが、27年3月期にはコークスの収益性改善に伴い営業黒字化が有力視されている。また、時価総額ベースでは小型株の範疇にありながら、出来高流動性が非常に高い超低位株で人気化素地を内包している。
■マックス <6454> 7,010円 +140 円 (+2.0%) 本日終値
マックス<6454>は新値追い。米投資会社のバリューアクト・キャピタルがマックスの株式の7.31%を保有していることが12日の取引終了後に明らかとなり、思惑視された。同日に提出された大量保有報告書によると、保有目的は「純投資及び経営陣への助言または状況に応じて重要提案行為などを行うこと」。報告義務発生日は5日となっている。
■INPEX <1605> 4,383円 +84 円 (+2.0%) 本日終値
INPEX<1605>が3日続伸。株価は9日につけた4320円を更新し最高値に上昇している。中東情勢緊迫化を背景に、石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>も値を上げている。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比8.48ドル高の1バレル=95.73ドルに上昇した。イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師は同日にホルムズ海峡に関して「封鎖を継続するべきだ」と表明したと報じられた。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃も伝えられており、米イスラエルとイランの軍事衝突長期化が警戒された。WTI価格は時間外取引で一時98.10ドル近辺まで上昇しており、INPEXなど石油関連株に買いが流入している。
■SBIホールディングス <8473> 2,966.5円 +50.5 円 (+1.7%) 本日終値
SBIホールディングス<8473>は3日ぶりに反発。午後1時45分ごろに未定としていた26年3月期の期末配当予想を75円にすると発表したことが好材料視された。昨年12月に1株から2株への株式分割を実施していることから、年間配当予想は実質増配となる。
■ヨシックス <3221> 3,510円 +45 円 (+1.3%) 本日終値
ヨシックスホールディングス<3221>が3日ぶりに反発。12日の取引終了後に、26年3月期の期末配当予想を14円から16円へ引き上げ、年間配当予想を30円(前期28円)へ増額修正したことが好感された。また、同時に発表した2月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比4.8%増となり、8カ月連続で前年実績を上回った。
■SBIアルヒ <7198> 859円 +4 円 (+0.5%) 本日終値
SBIアルヒ<7198>が3日ぶりに反発。12日の取引終了後に、26年3月末日時点の株主対象に株主優待を実施すると発表したことが好感された。1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、同じSBIホールディングス<8473>傘下のSBI VCトレードが取り扱う暗号資産「XRP」を保有株式数と継続保有期間に応じて500~1000円相当提供する。
■ホンダ <7267> 1,368円 -80.5 円 (-5.6%) 本日終値 東証プライム 下落率5位
ホンダ<7267>は大幅続落。12日取引終了後、26年3月期通期の利益見通しを下方修正すると発表。最終損益を6900億円の赤字~4200億円の赤字(前期8358億3700万円の黒字)とし、従来予想の3000億円の黒字から一転赤字に転落する見通しを示した。北米で生産予定だった一部EVモデルの上市・開発の中止などを決定し、これを含めた四輪電動化戦略の見直しに伴って損失が発生する見込みとなったため。8200億~1兆1200億円の営業費用と、1100億~1500億円の持ち分法による投資損失を織り込んだ。なお、配当については従来予想(年70円)を据え置いた。
株探ニュース