地政学的・マクロ経済的混乱で今後数年間、投資家は商品市場に資金投入との見方
米大手銀のストラテジストは、世界的な地政学的・マクロ経済的混乱を背景に今後数年間、投資家は商品市場に資金を投入するとの見方を示した。
同ストラテジストは、投資家がリスクやインフレ、ドル安に対するヘッジを求める中で、2020年代の残りの期間において、「債券以外のあらゆる資産」という投資戦略の最大の勝者は株式から商品へ移るとの見方を示した。
過剰な財政によって、今後数年間の国債市場は、弱気相場の中での反発局面が見られる可能性が高い一方、強気相場は見込めないことを意味するとも指摘。
中東での紛争やAIを巡る競争により、サプライチェーンへの関心が高まっている。各国政府は、エネルギーやその他天然資源の価格高騰が産業や消費者に及ぼす影響を抑えようとすると同時に、製造や技術に不可欠なレアアースなどの重要鉱物の確保を急いでいる。
ストラテジストはまた、2020年代後半におけるファンダメンタルズの勝者は、ドルよりも商品、米国株や大型株よりも世界株や小型株になる見通しだとも述べている。また、地政学は商品を独占する必要性に突き動かされているとも述べ、半導体やレアアース、鉱物、石油を保有する者がAI戦争に勝と指摘した。
株探ニュース