話題株ピックアップ【夕刊】(2):住石HD、スギHD、キヤノンMJ
■住石ホールディングス <1514> 873円 +23 円 (+2.7%) 本日終値
住石ホールディングス<1514>が3日ぶりに反発。15日の取引終了後に、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の97億円から106億円(前の期比3.3%増)へ、営業利益が3億円から3億3000万円(同6.9倍)へ、純利益が16億円から26億円(同38.0%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。豪州ワンボ社からの受取配当金が予想を上回ったことが要因としている。なお、業績予想の修正に伴い、期末一括配当予想を15円から20円へ引き上げた。
■スギホールディングス <7649> 3,534円 +85 円 (+2.5%) 本日終値
スギホールディングス<7649>が続伸。15日の取引終了後に発表した3月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比5.7%増となり、47カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。ドラッグストア事業が同3.2%増、調剤事業が同12.0%増となった。
■キヤノンMJ <8060> 3,627円 +84 円 (+2.4%) 本日終値
キヤノンマーケティングジャパン<8060>が3日続伸。SMBC日興証券は15日、同社株の投資判断を3段階で最上位の「1」でカバレッジを開始した。目標株価は4150円に設定した。キヤノン製品の販売網を生かしITサービス企業へ進化することを評価している。ITソリューション事業を拡大することで売り上げ・利益率ともに向上せさ、今後5期の純利益は年平均成長率(CAGR)5.3%で成長する、と予想している。
■ステラ ケミファ <4109> 5,390円 +120 円 (+2.3%) 本日終値
ステラ ケミファ<4109>が高い。東海東京インテリジェンス・ラボは15日、同社株の目標株価を4800円から6050円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「アウトパフォーム」を継続した。同社はフッ素系ファインケミカルメーカー。主力の高純度薬品事業は微細化の進展に伴う半導体向けに加え、主に原発用ボロン10が主力のエネルギー事業など成長製品を多く抱えている。原発関連材料の減益を半導体・電子材料の堅調で補うことを見込んでいる。26年3月期の連結営業利益は44億5000万円、27年3月期の同利益は46億5000万円を予想。26年3月期は半導体向けが伸びる一方でエネルギー事業が減収の見通しだが、27年3月期は半導体向けとエネルギーがともに伸びるとみている。
■第一三共 <4568> 2,889円 +57 円 (+2.0%) 本日終値
第一三共<4568>が3日続伸。15日の取引終了後に、OTC(一般用医薬品)事業子会社である第一三共ヘルスケアの全株式をサントリーホールディングス(大阪市北区)に譲渡すると発表しており、好材料視された。経営資源を中核事業であるイノベーティブ医薬品事業に集中させるのが狙い。株式譲渡は段階的に実施する予定で、6月に発行済み株数の30%を譲渡し、29年6月までに譲渡を完了する予定。譲渡価額は合計で2465億円となる。なお、27年3月期業績への影響は精査中で、議決権割合が30%となる28年3月期に譲渡に伴う収益を計上するとしている。
■TOTO <5332> 5,578円 +78 円 (+1.4%) 本日終値
TOTO<5332>が3日続伸。同社は15日、中東地域の情勢悪化を起因にストップしていたシステムバス・ユニットバスの新規受注について、20日から段階的に再開すると発表しており、好材料視された。
■イオンファンタジー <4343> 2,515円 +14 円 (+0.6%) 本日終値
イオンファンタジー<4343>が続伸。15日の取引終了後に発表した3月度の売上概況で、国内既存店売上高が前年同月比0.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。土曜日が1日少なく平日が1日多かった影響がマイナス4.3ポイントあったものの、依然ブームが続いているシール関連商材について、限定品を含む20種類以上を投入したことなどが寄与した。
■弁護士ドットコム <6027> 2,635円 -99 円 (-3.6%) 本日終値
弁護士ドットコム<6027>が反落。15日の取引終了後に、保有する投資有価証券に関して減損処理を実施した結果、26年3月期第4四半期に投資有価証券評価損2億100万円を特別損失として計上することになったと発表したことが嫌気された。なお、同件による26年3月期業績予想の修正はないとしている。
■サイゼリヤ <7581> 5,240円 -190 円 (-3.5%) 本日終値
サイゼリヤ<7581>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券は15日、同社株の投資判断を3段階で最上位の「オーバーウエート」から真ん中の「イコールウエート」に引き下げた。目標株価は7900円から5500円に見直した。日本事業の収益性の低さを懸念している。同社の営業利益の5カ年の年平均成長率(CAGR)を17%から12%に引き下げた。様々なコスト上昇圧力がかかるなかで、値上げをしない同社の国内収益性の改善余地は乏しい、とみている。
■INPEX <1605> 3,948円 -87 円 (-2.2%) 本日終値
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は小動きで方向感に欠ける展開。15日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比0.01ドル高の1バレル=91.29ドルと横ばい圏だった。日本時間16日午前10時過ぎ時点の時間外取引も91ドル前後での値動きとなっている。トランプ米大統領は14日にイランとの戦闘終結について「非常に近い」と述べたと伝わった。また15日に発表された週間の米石油在庫統計は前週比で減少した。イラン戦争の終結に向けた動きは、原油価格にとって下落材料だが、石油在庫の減少は需要の底堅さを示していると捉えられた。強弱感が対立するなか、WTI価格は横ばい圏で推移している。
株探ニュース