マイクロソフト、決算受け時間外で下落 コパイロットの普及の弱さやオフィスの成長持続性への懸念=米国株個別
(NY時間16:56)(日本時間05:56)時間外
マイクロソフト<MSFT> 414.73(-9.73 -2.29%)
マイクロソフト<MSFT>が時間外で下落。引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。クラウドが好調だった。
ただ、株価は時間外で冴えない反応。クラウド事業の成長が予想を上回ったものの、AI需要を十分に取り込めていないとの懸念から失望感が広がっている。アジュールの売上高は39%増と予想を僅かに上回った。主力AIアプリ「コパイロット」の有料顧客は2000万件に増加し、前四半期の1500万件から拡大。
同社はクラウドとコパイロットなどを通じたAIの収益化を進めているが、データセンター容量の拡張が需要に追いつかず、機会損失が意識されている。設備投資は予想を下回った。アナリストは、コパイロットの普及の弱さやオフィス事業の成長持続性への懸念が背景と指摘していた。
ナデラCEOは「AI事業の年間売上ランレートが370億ドルを突破し、前年比で倍以上に拡大した」と説明。前四半期には、企業顧客のうちコパイロットの有料利用が約3%に留まることが明らかとなり市場の評価は厳しかったが、その後は無料導入よりも有料契約の拡大に注力している。
(1-3月・第3四半期)
・1株利益:4.27ドル(予想:4.03ドル)
・売上高:828.9億ドル(予想:814.6億ドル)
クラウド:545.0億ドル(予想:537.8億ドル)
インテリジェントクラウド:346.8億ドル(予想:343.2億ドル)
プロダクティビティ&ビジネスプロセス:350.1億ドル(予想:344.8億ドル)
・モアパーソナル:131.9億ドル(予想:126.5億ドル)
・Azure(為替除く):39%(予想:38.2%)
・営業利益:384.0億ドル(予想:369.0億ドル)
・設備投資:319.0億ドル(予想:352.9億ドル)
・Microsoft365(商用クラウド):19%増
・Microsoft365(個人向けクラウド):33%増
・LinkedIn:12%増
・Dynamics365:22%増
・Windows OEM・デバイス:2%減
・Xboxコンテンツ・サービス:5%減
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース