AMD、決算受け上昇 サーバー事業の成長加速を見込む=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間22:41)
AMD<AMD> 422.73(+67.47 +18.99%)
AMD<AMD>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。データセンター部門が牽引した。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示している。
サーバー事業の成長加速を見込んでいるほか、Mi450およびヘリオスへの顧客関与が強化された。スーCEOは「データセンター向け事業が現在の主要な成長ドライバーになっている」と説明。
今回の見通しは、同社がAI向けコンピューティング分野で大手顧客から受注を獲得していることを示している。ライバルのエヌビディア<NVDA>が依然として圧倒的シェアを持つものの、データセンター顧客は代替供給先を求め始めており、それが同社の追い風となっている。
アナリストは「今回の決算は、エージェント型AIや推論需要の拡大を背景に、サーバー向けCPUの需要が拡大していることを裏付けた。今後の焦点は下半期のGPU売上の見通しに移る。同社の成長の大半は下期偏重となっており、主要顧客の導入拡大による上振れ余地もある」と述べている。
目標株価を478ドルに引き上げたアナリストは「同社は強い実行力で、高水準かつ改善が続く需要トレンドに応えた。第1四半期決算と第2四半期の見通しはいずれも堅調で、AI市場の拡大、供給能力、売上成長見通しのいずれもポジティブと評価される」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.37ドル(予想:1.28ドル)
・売上高:102.5億ドル 38%増(予想:98.9億ドル)
データセンター:57.8億ドル 57%増(予想:56.1億ドル)
ゲーミング:7.20億ドル 11%増(予想:6.69億ドル)
クライアント:28.9億ドル 26%増(予想:27.3億ドル)
組み込み:8.73億ドル 6.1%増(予想:8.68億ドル)
・粗利益率(調整後):55%(予想:55.1%)
・営業利益(調整後):25.4億ドル 43%増(予想:24.1億ドル)
・FCF:25.7億ドル(予想:23.5億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:109.0~115.0億ドル(予想:105.2億ドル)
・粗利益率(調整後):約56%(予想:55.3%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース