概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

明日は4月米CPI やや強めの数字が見込まれる

経済
2026年5月12日 0時16分

米大手証券のグローバル・マクロ戦略責任者によると、明日の4月の米消費者物価指数(CPI)はやや強めの数字になる見通しで、今週発表の一連のインフレ指標の最初の重要データとなり、それらはFRBが重視するPCE価格指数にも反映されるという。

「最終的に重要なのは、今週発表される一連のインフレ指標がどのように組み合わさってPCE価格指数の予測を形成するかだ」と指摘。その上で、今週のインフレ指標とそれがFRBの政策に与える影響について見通しを示した。

FRBが6月16-17日の次回FOMCでは、委員は幅広いインフレ関連指標を検討することになる。米国債利回りはインフレへの警戒感から上昇基調となっているが、現時点の予想として、FRBは年内は据え置きを維持するとの見方を示している。

明日の米CPIについて予想コンセンサスは、総合指数とコア指数ともに強い数字が見込まれている。背景にはイラン紛争によるガソリン価格や航空運賃の上昇があるという。また、米労働統計局(BLS)が昨年10月の米政府機関閉鎖に伴う統計の歪みを修正することで、家賃インフレも一時的に急上昇する可能性も見ているという。

コンセンサス予想では、総合指数が前月比0.6%増と3月の0.9%増に続く伸びが見込まれ、コア指数は0.2%増から0.3%増に加速する見通し。

一方、インフレ圧力が消費者に十分転嫁されているかは不透明だとも指摘。「企業が追加コストを想定ほど価格転嫁しているとは必ずしも言えない。企業は、トランプ大統領のいわゆる、解放の日の関税導入後と似た対応を取っている可能性がある」という。当時、多くのエコノミストは企業のコスト上昇が価格に転嫁されると予想していたが、実際には想定ほどは進まなかった。

「焦点は、企業が現在直面しているエネルギーコストやAI関連のインフラ構築コストなどをどの程度価格転嫁できるかという点だ」とも付け加えた。

*米消費者物価指数(CPI)(4月)12日21:30

予想 0.6% 前回 0.9%(前月比)

予想 3.7% 前回 3.3%(前年比)

予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)

予想 2.7% 前回 2.6%(コア・前年比)

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集