バリック・マイニング、決算受け上昇 30億ドルの自社株買い承認=米国株個別
(NY時間14:26)(日本時間03:26)
バリック・マイニング<B> 47.25(+4.12 +9.55%)
カナダの鉱山開発、バリック・マイニング<B>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。金販売量も予想を上回っている。同社は1株0.175ドルの四半期配当と30億ドルの自社株買いを承認した。
今回の決算を受けてアナリストは、投資判断を「買い」とし、目標株価61ドルを維持した。ルーロ鉱山での立ち上がり加速に伴う生産増加と販売拡大を背景に、生産量とコストが予想を上回ったと指摘。
「新たに承認された30億ドルの自社株買いは、計画中の北米資産であるノース・アメリカン・バリック社のIPOを前に追加的な下支え材料となるほか、経営陣は第2四半期および通期で更なる生産拡大の見通しを改めて示した」と述べている。
また、同社は26年の生産ガイダンス達成に向け順調に進んでおり、上振れする可能性もあるとも指摘した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.98ドル(予想:0.80ドル)
・売上高:52.2億ドル 67%増(予想:49.0億ドル)
・EBITDA(調整後):39.3億ドル(予想:34.5億ドル)
・金AISC(総維持コスト):1オンス1708ドル(予想:1993ドル)
・金実現価格:1オンス4823ドル(予想:4841ドル)
・金販売量:74.8万オンス(予想:69.4万オンス)
・金生産量:71.9万オンス(予想:68.3万オンス)
・銅生産量:4.9万トン
・銅実現価格:1ポンド5.79ドル(予想:5.82ドル)
・FCF:15.8億ドル(予想:12.4億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・金生産量:73.0~77.0万オンス
(通期見通し)
・金生産量:290~325万オンスを維持(予想:311万オンス)
・銅生産量:1.90~2.20億トン見通し
・金AISC:1オンス1760~1950ドルを維持
【企業概要】
主に金・銅の生産と販売、探鉱・鉱山開発などの関連事業に携わる。コンゴ民主共和国・ドミニカ共和国・パプアニューギニア・タンザニア・米国などの金鉱山、ザンビア・チリ・サウジアラビアの銅鉱山において生産を行うほか、世界各地で探鉱および開発プロジェクトを手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース