アジア株 韓国株乱高下、政府高官がハイテク投資家の感情を逆なで
アジア株 韓国株乱高下、政府高官がハイテク投資家の感情を逆なで
東京時間11:25現在
香港ハンセン指数 26497.19(+90.35 +0.34%)
中国上海総合指数 4215.75(-9.27 -0.22%)
台湾加権指数 41695.60(-94.46 -0.23%)
韓国総合株価指数 7743.41(-78.83 -1.01%)
豪ASX200指数 8668.10(-33.66 -0.39%)
アジア株は香港を除いて下落、米イラン戦争終結の見通しが立たず投資家心理が悪化している。NY原油高止まりを受けインフレ加速も懸念される。
トランプ米大統領はイランからの回答を「ゴミ同然、最後まで読んでいない」と切り捨てた。イラン側は米国は提案を受け入れる以外に選択肢はないとしており、依然として平行線をたどっている。どちらも妥協する気配はない、かといって戦闘を再開する気配もなく膠着状態に陥っている。
韓国株は乱高下。大幅続伸し史上最高値をつけたあと急反落、一時5%超下げた。
韓国の政府高官がAIブームから生じる利益の一部は全市民に還元されるべきだとSNSに投稿。メモリ企業の株主や資産保有者が大きな利益を得る一方で中間層の大部分は間接的な影響しか受けないと指摘。AI産業からの利益を活用した「国民配当」を提案したことがハイテク株の投資家の感情を逆なでする形となり、SKハイニックスやサムスン電子などハイテク株がマイナスに転じている。
株暴落に焦ったか、政府高官はすぐに釈明。利益ではなく超過税収を使うという意味だったと釈明したことで韓国株は下げ幅を縮小している。
ゴールドマンサックスはつい先日、韓国株の目標株価を9000ポイントに引き上げたばかりだが、すぐにも到達しそうな勢いだ。JPモルガンも韓国株の目標を引き上げた。基本目標を9000ポイントに引き上げ、強気目標を1万ポイントとした。
韓国株は年初来で90%近くも上昇、取引開始早々7999.67ポイントをつけた。現時点では売りに押されているが、上昇の勢いはまだまだ続きそうだ。アナリストは株価水準は決して高くないと指摘。
上海株は序盤に11年ぶり高値をつけたあと利益確定の売りに押されている。
予想上回る貿易統計と物価統計を受け市場心理が改善している。また、今週予定されている米中首脳会談への期待も広がっている。
米中貿易戦争休戦やAI需要の高まりを受け対米輸出が急回復、全体でも輸出の伸びが急拡大した。米イラン戦争に伴うコスト上昇を受け消費者物価指数は伸びが加速し、生産者物価指数は2022年7月以来の高い伸びを記録した。