カーマン、決算受け下落 通期見通しを上方修正も小幅との指摘=米国株個別
(NY時間09:56)(日本時間22:56)
カーマン<KRMN> 59.42(-3.06 -4.90%)
防衛関連のカーマン<KRMN>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。一方、通期の売上高見通しは上方修正している。
ただ、株価は冴えない反応。アナリストは「第1四半期は概ね予想通りの内容と評価した一方、通期の売上高およびEBITDAの見通し引き上げは小幅に留まった」と指摘。
「需要見通し改善や顧客コミットメントの初期兆候、さらにシーマン・コンポジッツおよびMSC統合成功を背景に、今回のガイダンスは時間とともに保守的だったと判明する可能性がある」と述べている。
同社はまた、主要な宇宙・防衛顧客4社から条件付き需要コミットメントを受領したと発表。ランボーCEOは決算説明会で「これらのコミットメントは、ペイロード保護、推進装置、宇宙打ち上げ、コアステージ製品を対象としており、顧客側が最終顧客から契約を受けることを条件に複数年の生産水準を保証するものだ」と説明した。
コミットメント期間は4-7年に及び、完全に実現した場合、10億ドル超の売上高につながる可能性があるとも述べている。条件付き需要コミットメントを獲得し、見通し達成にも自信を示した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.11ドル)
・売上高:1.51億ドル(予想:1.50億ドル)
(通期見通し)
・売上高:7.20~7.35億ドル
・EBITDA(調整後):2.09~2.20億ドル
【企業概要】
国家安全保障分野で、既存及び新規ミサイル・ミサイル防衛・宇宙事業向けのミッションクリティカルなシステムを先行設計・試験・製造・販売する。統合ペイロード保護・推進・段間システムソリューションは、国防総省や宇宙部門の多様な事業に導入され、宇宙、ミサイル、極超音速、防衛アプリケーションを支援。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース