ホーム・デポ、決算受け下落 住宅需要低迷と高金利が影響=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間22:44)
ホーム・デポ<HD> 293.29(-6.52 -2.17%)
ホーム・デポ<HD>が下落。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高は予想を下回ったものの、1株利益、売上高は予想を上回った。27年度のガイダンスも公表し、従来見通しを据え置いた。
住宅需要の低迷と高金利が住宅改修向けの支出を抑制。同社は、高金利と住宅価格高騰の影響を受け、過去3年間で住宅購入や大型の改修需要が後退。消費者は、多額の融資や建材・工具を必要とする大規模改装ではなく、塗装やガーデニングなど小規模プロジェクトへ支出をシフトしている。
決算説明会で経営陣が「基調需要の大幅改善は見込んでいない」と述べたことも嫌気されている模様。同社は、下半期の既存店売上高の改善は予想しているものの、「それは通常水準の暴風雨活動への回帰だけが要因だ」と説明した。
外部環境も引き続き業績圧迫要因となる可能性がある。重要な春季住宅販売シーズン入り後も中古住宅販売は横ばいが続き、消費者心理も悪化している。
マクフェイルCFOはインタビューで「消費者は大型プロジェクトを引き続き先送りしている。不確実性が高まっているとの声が多い」と述べていた。
同CFOはまた、「関税還付申請を提出済みで、現時点で少額受領していると説明。ただし、「還付が会社に純利益メリットをもたらすとは考えていない」と述べた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:0.6%増(予想:0.9%増)
米国:0.4%増(予想:0.9%増)
・1株利益(調整後):3.43ドル(予想:3.41ドル)
・売上高:417.7億ドル 4.8%増(予想:416.0億ドル)
・顧客取引件数:0.9%減(予想:2.18%増)
・平均購入単価:92.76ドル 2.3%増(予想:93.06ドル)
・商品在庫:272.8億ドル(予想:264.8億ドル)
・店舗数:2361店(予想:2362店)
(27年度通期見通し)
・既存店売上高:横ばい~2%増を維持(予想:1.55%増)
・売上高:2.5~4.5%増を維持
・1株利益(調整後):横ばい~4%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース