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8日の株式相場見通し=大幅続落、米半導体株の急落受けリスクオフ加速

市況
2026年6月8日 8時00分

8日の東京株式市場は半導体主力株などを中心にリスクオフの流れが加速し、日経平均株価は続急落となる公算が大きい。前週末に続落し6万6000円台半ばまで水準を切り下げたが、きょうは先物主導で一気に大台を三つ割り込み6万3000円台まで水準を切り下げる場面も想定される。前週末はアジア株市場全体でリスク回避ムードが強かったが、欧州時間に入ると高安まちまちで弱気に大きく傾いた印象はなかった。ところが、米国株市場では取引開始後一貫して下値を掘り下げる展開で、NYダウなど主要株価3指数が揃って大幅下落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1100ポイントを超える急落で下落率は4%を超えた。この日に開示された5月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が17万2000人と事前予想を大幅に上回る水準だったことから、労働市場の需要の強さが意識され、FRBによる年内利上げの思惑も浮上。米10年債利回りが跳ね上がり株式の相対的な割高感が意識された。特に半導体関連株は売りが売りを呼ぶ展開となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が10%を超える暴落となった。これは約6年3カ月ぶりの下落率で、投資家マインドを急速に冷やす格好となった。米半導体株が波乱の下げを強いられたことで、東京市場にも同関連株への売り圧力が一段と強まることは避けられない。半導体セクターは日経平均寄与度の高い銘柄が多いだけに、下げを助長しやすい。また、今週末にメジャーSQ算出を控え、売り仕掛けに拍車がかかる懸念もある。

5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比695ドル15セント安の5万0866ドル78セントと反落。ナスダック総合株価指数は同1121.53ポイント安の2万5709.43だった。

日程面では、きょうは1~3月期国内総生産(GDP)改定値、5月の対外・対内証券売買契約、4月の国際収支、5月の貸出・預金動向、5月の景気ウォッチャー調査など。

出所:MINKABU PRESS

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