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株価指数先物【寄り前】 225先物はキオクシアにらみで7万円乗せが射程に入る

市況
2026年6月16日 8時16分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 69750 +350 (+0.50%)

TOPIX先物 3996.0 -7.5 (-0.18%)

シカゴ日経平均先物 69790 +390

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

15日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領は14日、自身のSNSでイランと戦闘終結に向けた合意を完了したと発表。15日には米政府高官が米国とイランが覚書に署名したことを明らかにしており、19日にスイスで調印式が開かれる。トランプ大統領は、ホルムズ海峡はすでに部分的に開放されていると述べ、WTI原油先物価格が大幅に下落したことで買い安心感が広がった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超上げており、3日以来の最高値を更新している。

NYダウ構成銘柄では、ボーイング<BA>、エヌビディア<NVDA>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が買われた。半面、シェブロン<CVX>、メルク<MRK>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、コカ・コーラ<KO>が軟調。また、上場2日となったスペースX<SPCX>は20%近く上昇した。

シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比390円高の6万9790円だった。15日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比30円高の6万9430円で始まった。その後は軟化し、6万9160円まで売られた後は、6万9250円~6万9450円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜けると、6万9910円まで上げ幅を広げた。終盤にかけて6万9700円~6万9900円辺りでの推移が続き、日中比350円高の6万9750円でナイトセッションの取引を終えている。

シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まることになりそうだ。ナイトセッションでは高値圏での膠着が目立っていたが、前日の日中取引で5%近く急伸していただけに、利益確定に伴うロング解消は入りやすいところだろう。そのなかでもボリンジャーバンドの+2σ(7万0190円)に沿ったトレンドを形成しており、押し目狙いの買い意欲の強さが窺える。

7万円乗せが射程に入るなかで、目先的なピーク形成になるかを見極めたいところだ。日銀の金融政策決定会合では、政策金利をほぼ31年ぶりとなる1.0%へ引き上げる見通しであり、織り込み済みとしてロングが強まるかが注目されよう。

週足では+1σ(6万6440円)と+2σ(7万1390円)とのゾーンを継続しており、7万円乗せではピーク形成にはなりにくいと考えられる。上へのバイアスが一段と強まる可能性は高そうであり、短期的な調整局面においては、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万8500円から7万1000円のレンジを想定する。

また、前日に日経平均株価を大きく牽引する形となった指数インパクトの大きい半導体やAI関連株であるが、時価総額トップのキオクシアホールディングス<285A>[東証P]は上場来高値を更新し、時価総額は50兆円に迫っている。同社がピーク形成をみせてくるまではハイテク主導の相場展開が意識されやすく、日経平均型優位の相場が続きそうだ。

15日の米VIX指数は16.20(12日は17.68)に低下した。25日移動平均線(17.53)を下抜けて始まっており、15.98まで下げる場面もあった。4日につけた15.18を意識したリスク選好に向かわせやすいとみられ、同水準を明確に下抜けてくるようだと、昨年12月下旬につけた13.38辺りが射程に入ってくるだろう。

15日のNT倍率は先物中心限月で17.33倍(12日は17.03倍)に上昇した。連日で窓を空けての上昇となり、+2σ(17.71倍)に接近してきた。東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が7割を占めているが、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など半導体やAI関連株が日経平均株価を押し上げているため、NTロングに振れやすい。

株探ニュース

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