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クローガー、決算受け下落 経済環境の厳しさや投資負担が重しになるとの見方=米国株個別

材料
2026年6月18日 22時53分

(NY時間09:50)(日本時間22:50)

クローガー<KR> 57.83(-4.00 -6.46%)

スーパーマーケットのクローガー<KR>が下落。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を下回ったほか、粗利益率も予想を下回った。ガイダンスも公表し、27年度通期見通しを再確認している。

消費者を取り巻く経済環境の厳しさや同社による投資負担が短期的な業績の重しになるとの見通しが示された。フォランCEOは、高いガソリン価格と政府による食品支援給付の縮小が顧客の家計を圧迫していると指摘。

こうした環境下で、同社は競争力強化に向けた取り組みを進めている。値下げや販促キャンペーンの簡素化を実施し、顧客にとってより競争力があり、より一貫性があり、より分かりやすい価格戦略を目指している。

同社は、価格競争力を高めることで顧客の来店頻度や購買量の増加を狙っているが、一方で値下げや販促投資は短期的に利益率を圧迫する可能性がある。

市場では、同社が市場シェア維持・拡大のため積極的な価格投資を進めていることを評価する声がある一方、消費者の購買力低下や競争激化による利益率への影響を懸念する見方も出ている。株価下落は、こうした短期的な収益圧迫への警戒感を反映したものと見られる。

(2-4月・第1四半期)

・既存店売上高(燃料除く):1.0%増(予想:1.0%増)

・1株利益(調整後):1.58ドル(予想:1.59ドル)

・売上高:461.2億ドル(予想:455.4億ドル)

・粗利益率:22.7%(予想:23.4%)

・FIFOベース営業利益(調整後):15.4億ドル(予想:15.4億ドル)

(27年度通期見通し)

・既存店売上高(燃料除く):1~2%増を維持(予想:1.5%増)

・1株利益(調整後):5.10~5.30ドル(予想:5.23ドル)

・FCF(調整後):27~29億ドル

・FIFOベース営業利益(調整後):50~52億ドル(予想:50.4億ドル)

【企業概要】

米国で、スーパーマーケットを運営する。食品・日用品だけでなく、店舗内薬局、店舗に併設されたガソリンスタンドを擁する店舗や、シームレスなデジタルショッピングオプション、価格インパクトのある倉庫店、より幅広い種類の全国ブランドのアパレルや雑貨を提供する多部門ストア、高級ジュエリー店なども運営する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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