話題株ピックアップ【夕刊】(1):伊勢化、宮越HD、PowerX
■伊勢化学工業 <4107> 4,385円 +700 円 (+19.0%) ストップ高 本日終値
伊勢化学工業<4107>がストップ高。同社は26日寄り前、米セレクト・ウォーター・ソリューションズ<WTTR>との間で、米国における油田かん水からヨウ素を抽出・商業化する事業に関する契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。今後のヨウ素需要の拡大に備えるのが狙い。契約期間は初期として10年間で、最大20年間まで延長が可能。目標生産量は2030年の時点で年間約3000MT。テキサス州にて第1サテライトプラントの建設を始め、順次米国各地で生産拠点拡大を進める。設備投資は伊勢化が負担する。
■宮越ホールディングス <6620> 860円 +103 円 (+13.6%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
宮越ホールディングス<6620>は一時ストップ高。この日午前10時ごろ、27年3月期連結業績予想について売上高を20億円から35億円(前期比9.0倍)へ、営業損益を7億円の赤字から1億5000万円の黒字(前期3億3300万円の赤字)へ上方修正すると発表した。従来予想から一転黒字となる見通しとなり、これがポジティブサプライズとなる形で買いを呼び込んだようだ。今後の成長の中核を担う半導体・ロボティクス新規事業を巡り、受注が当初計画を上回る見込みのため。メモリー半導体の調達先として中国メーカーとの交渉が具体化し、安定的な供給体制の構築に向けた見通しが立ちつつあるとともに、販売先である日本企業との大口商談も順調に進展しているという。
■阪和興業 <8078> 1,775円 +101 円 (+6.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
阪和興業<8078>が大幅続伸。大和証券は25日、同社株の投資判断を5段階で真ん中の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は1060円から2000円に見直した。企業価値拡大に向けた取り組みを評価している。同証券では、中長期では海外鉄鋼取り扱い数量増やバイオマス燃料が成長に寄与すると予想。28年度を最終年度とする新中期経営計画で、株主還元はDOE(株主資本配当率)を3.5%下限に引き上げ、総還元性向40%程度を目標と明示するなど、資本政策の予見可能性が向上したことも評価している。
■ミダックHD <6564> 1,976円 +65 円 (+3.4%) 本日終値
ミダックホールディングス<6564>が反発。この日、連結子会社の大平興産が保有する既存管理型最終処分場「大塚山クリーンセンター」について、埋立容量の増量に向けた調整を実施すると発表した。ミダックが保有する既存管理型最終処分場の「奥山の杜クリーンセンター」よりも許可容量の大きい施設となる見込みで、今後予想される関東圏からの旺盛な埋立需要に対応することで、中長期な収益基盤の強化につながるとの期待から買われたようだ。
■パワーエックス <485A> 1,977円 +55 円 (+2.9%) 本日終値
パワーエックス<485A>が大幅反発。25日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を380億円から400億円(前期比2.1倍)へ上方修正したことが好感された。蓄電システム事業における足もとの受注状況や、生産の進捗などを受けて売上高見通しを再精査したという。なおサーバー機器、蓄電システム、電源・冷却設備その他の検証設備を含む追加投資を行うため、営業利益20億~25億円(前期6億7700万円の赤字)、最終利益10億~15億円(同16億4600万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
■MIXI <2121> 2,619円 +67 円 (+2.6%) 本日終値
MIXI<2121>が4日ぶりに反発。25日の取引終了後に持ち分法適用関連会社ビットバンクの保有株式の全てをSBIホールディングス<8473>子会社のSBICAHに売却すると発表。これに伴い、27年3月期に関係会社株式売却益122億3100万円を特別利益として計上するとしたことが好材料視された。なお、27年3月期業績予想への具体的な影響額は精査中としている。
■芝浦機械 <6104> 4,545円 +115 円 (+2.6%) 本日終値
芝浦機械<6104>は続伸。25日の取引終了後、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが芝浦機株を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は5.23%から6.76%に上昇した。報告義務発生日は18日。同報告書において「株主価値を守るため、重要提案を行うことがある」と記載している。
■トヨタ自動車 <7203> 2,768円 +67.5 円 (+2.5%) 本日終値
トヨタ自動車<7203>が続伸。主力のAI・半導体関連株が下落するなか、出遅れ感が強い同社株に見直し買いが流入した。岡三証券は25日、同社株のレーティングを3段階で真ん中の「中立」から最上位の「強気」に引き上げた。目標株価は3300円で据え置いた。全体相場が活況を呈するなか、同社株は過去3カ月でTOPIXを30%もアンダーパフォームした。しかし、バッテリー式電気自動車(BEV)の損失を除けば、第1四半期(4~6月)決算は好調と予想。今期より来期の方が台数は伸びるとみている。短期的なトリガーは乏しいとみているが、力強い業績が戻ってくることで株価は見直されていくと予想している。
■ワキタ <8125> 1,716円 +40 円 (+2.4%) 本日終値
ワキタ<8125>が続伸。25日の取引終了後に、27年2月期から中間配当を実施すると発表しており、好材料視された。今期は期末一括で100円を予定していたが、中間・期末各50円に修正する。なお、年間配当予想100円(前期100円)は据え置いている。
■INPEX <1605> 3,351円 +64 円 (+2.0%) 本日終値
INPEX<1605>が3日ぶりに反発。25日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日比1.58ドル高の1バレル=71.92ドルと反発した。一時68.90ドルと2月27日以来の安値に下落したが、ホルムズ海峡のオマーン側を通行しようとしていたシンガポール船籍のタンカーがイランから攻撃を受けたとの報道を受け、WTI価格は上昇した。原油高を受け石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>も値を上げた。
株探ニュース