<マ-ケット日報> 2026年7月2日
2日の市場は日経平均が4日ぶりに大幅反落。終値は前日比1741円安の6万8733円だった。前日の米ハイテク株安の影響を受けて売りが先行。序盤から1800円安と大きく売り込まれた。一方、米FRB議長が米国のインフレリスクがやや低下しているとの認識を示したことはプラス材料。トピックスは1日の大半をプラス圏で推移するなど内容的には安定している面も。原油相場の落ち着きや今期業績の良さも背景にあり、過熱気味なAI関連株中心の調整だったといえよう。
昨日の米国市場は半導体関連株に利食い売りが出てダウ平均は3日ぶりに小反落した。アルファベットに続きメタもAI向け投資を増やすとしたことで過剰投資が懸念されAI・半導体関連株に売りが集中した。もともと高値警戒感があっただけにきっかけ次第で売られやすくはなっていた。足元で進むAI産業革命的な流れからこの程度で買いが一巡するとは考えにくいが、今年前半の上げっぷりを見れば自律的な調整はあって当然ともいえそうだ。
さて、東京市場は指数として日経平均だけが下げる少し歪な展開となった。ここまで強烈に上げていたAI・半導体株の乱高下がそのまま日経平均に反映されているようで、市場全体の動きを明確に映し出しているとは言えない。事実東証プライム市場は全体の8割弱が値上がりしている。日経平均は下値25日移動平均線(6万8361円)に接近しており、明日以降サポートされるかが目先のポイントに。(ストック・データバンク 編集部)