話題株ピックアップ【昼刊】:住友化、良品計画、OSG
■インフォマート <2492> 464円 +64 円 (+16.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
インフォマート<2492>が続急伸している。2日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が5.07%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は6月25日となっている。
■電通総研 <4812> 2,709円 +344 円 (+14.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
電通総研<4812>は続急騰。日本経済新聞電子版が2日夕方に「電通グループ(G)が上場子会社の電通総研の株式を非公開にする方針だ」と報道しており、株価の刺激材料となっている。親会社の電通グループ<4324>による持ち株比率61.8%は維持し、残りを富士通<6702>や総合商社が取得する方向で検討しているという。報道を受け、電通グループは2日、同社及びグループ会社の電通総研に関する国内事業の経営戦略について、日本経済新聞社の報道に対するコメントを開示。電通グループは同社が発表したものではないとしたうえで、「株式の非公開化も一つの選択肢として、常にさまざまな可能性を検討」しているとしつつ、現時点で開示すべき情報はないとした。電通総研も同社が発表したものではないと公表した。
■住友化学 <4005> 556.1円 +34.3 円 (+6.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位
住友化学<4005>が大幅反発している。同社は2日、韓国の子会社がサムスン電機との間で、先端半導体パッケージ向けガラスコア基板事業を行う合弁会社の設立に関する契約を締結したと発表。株価の支援材料となったようだ。合弁会社は今年中に設立する予定。株主構成はサムスン電機66%、住友化子会社の東友ファインケムが34%で、2027年度下期を目標として供給体制を整備する。その後、段階的に供給能力を増強し、ガラスコア基板事業の拡大を目指す。
■良品計画 <7453> 3,725円 +215 円 (+6.1%) 11:30現在
良品計画<7453>が続伸している。2日の取引終了後に発表した6月度の国内売上高で、既存店及びオンラインストアの売上高は前年同月比8.1%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。全国的な天候不順により夏物衣服やファブリックスなどの季節商材が苦戦したほか、前年より土日祝日が1日少なかったことによる押し下げ影響が2ポイント程度あったことが響いた。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同4.3%減だった。
■OSG <6136> 3,946円 +224 円 (+6.0%) 11:30現在
OSG<6136>が反発し上場来高値を更新している。2日の取引終了後に集計中の5月中間期連結業績について、売上高が従来予想の813億円から920億円(前年同期比18.9%増)へ、営業利益が103億5000万円から156億円(同64.5%増)へ、純利益が72億円から125億円(同92.8%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。為替相場が想定よりも円安に進行したことに加えて、超硬工具の主原材料であるタングステン価格上昇はあったものの、価格上昇前に調達した原材料を使用したことによる収益性向上が牽引した。また、米州で製造業全般の需要が堅調だったことや、欧州で航空機、医療及び発電関連向けの需要が堅調に推移したこと、アジアで中国国内を中心に電子部品、半導体製造装置及びデータセンター関連向けの需要が好調だったことなどで日本からの輸出販売が増加したことや、更に国内生産拠点及び材料・コーティング事業を担うグループ会社の稼働率が向上したことなども寄与した。
■アンドエスティHD <2685> 3,590円 +190 円 (+5.6%) 11:30現在
アンドエスティHD<2685>が大幅続伸している。2日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比6.2%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.7ポイントあったと試算されることに加えて、全国的に梅雨寒が続き、夏物商品の需要が伸び悩んだことから減収となった。なお、全店売上高は同4.3%減だった。
■北海道電力 <9509> 975.2円 +44.9 円 (+4.8%) 11:30現在
北海道電力<9509>や九州電力<9508>が買われ、電力株が物色人気化している。北海電はラピダスの半導体工場を、九州電は台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の半導体工場を営業エリアに持ち、産業集積に伴う電力需要の拡大が期待されている。足もとでは半導体関連株から内需株に対して資金をシフトさせる流れが観測されているが、中東情勢の緊迫化を背景とした原油高の懸念が後退した電力株は各銘柄ともPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っている。割安感が意識されるなかで株価反騰余地を見込んだ投資家の資金が流入したようだ。
■中外製薬 <4519> 7,754円 +334 円 (+4.5%) 11:30現在
中外製薬<4519>がマドを開けて続急伸している。同社を傘下に持つスイスの製薬大手ロシュが2日、既治療のKRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がんを対象に実施したKRAS G12C阻害剤「divarasib」について、第3相臨床試験(Krascendo1試験)の結果を公表。これを材料視した買いが入ったようだ。主要評価項目と主要副次評価項目を達成したとしている。
■ファーストリテイリング <9983> 85,840円 +3,520 円 (+4.3%) 11:30現在
ファーストリテイリング<9983>が4日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した6月度の国内ユニクロ売上速報は、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比14.1%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、直近で3日続落となっていただけに、反発機運が上回ったようだ。気温が低く推移したことや台風など天候不順が重なったことで、特に月の後半に夏物商品の需要が盛り上がらなかった。内訳では客数が同15.0%減と減少。一方の客単価は同1.1%増と上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同13.7%減だった。
■センコーHD <9069> 1,978.5円 +72 円 (+3.8%) 11:30現在
センコーグループホールディングス<9069>は続伸している。2日の取引終了後、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による株式保有比率が11.91%から12.74%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが集まっている。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月25日。保有目的は投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと、としている。
■エービーシー・マート <2670> 2,842.5円 +85.5 円 (+3.1%) 11:30現在
エービーシー・マート<2670>が大幅続伸している。2日の取引終了後に発表した6月度の売上高で、既存店売上高は前年同月比6.6%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。父の日のギフト需要でハンズフリーシューズや、寒暖差が調整できるウェアなどスポーツアパレルが好調だったものの、台風襲来や全国的に気温が上がらない梅雨らしい気候だったことで客数が同12.6%減となったことが響いた。また、前年よりも日曜日が1日少ない曜日並びだったことも影響した。なお、全店売上高は同6.6%減だった。
■ユナイテッドアローズ <7606> 2,447円 +61 円 (+2.6%) 11:30現在
ユナイテッドアローズ<7606>は続伸している。2日の取引終了後に発表した6月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比2.8%増と9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.6ポイント程度あったと推測されるほか、前年よりも低い気温の日が多かったことや台風の影響により小売売り上げは前年を下回ったものの、ネット通販売り上げが大きく伸長した。なお、全社売上高は同4.5%増だった。
■クスリアオキ <3549> 3,768円 +78 円 (+2.1%) 11:30現在
クスリのアオキホールディングス<3549>は底堅い。2日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は6400億円(前期比12.9%増)、営業利益予想は320億円(同18.1%増)とした。年間配当予想は中間・期末各32円の合計64円(前期は56円)を見込んでおり、材料視した買いが下値に入っているようだ。ドラッグストア90店舗の出店とドラッグストア併設調剤薬局31薬局の新規開局を計画するほか、既存店では品ぞろえの見直しやフード商品の構成比増加に継続して取り組む。同時に6月度(5月21日~6月20日)の月次営業速報を開示。既存店売上高は前年同月比2.5%減、全店売上高は同7.3%増だった。なお、26年5月期は売上高が5668億6500万円(前の期比13.0%増)、営業利益が270億9600万円(同1.9%増)だった。
■旭化成 <3407> 1,817.5円 +34 円 (+1.9%) 11:30現在
旭化成<3407>が続伸している。この日、台湾で建設を進めていた感光性ドライフィルムレジスト(DFR)「サンフォート」のスリット加工新工場が竣工したと発表しており、好材料視されている。近年、AIの高度化やデータ処理量の増大を背景に先端半導体パッケージ分野の需要が拡大しており、回路の微細化に対応した高精度かつ高品質な材料への要求が一層高まっている。これに伴い半導体パッケージ基板の製造工程で使用される感光性ドライフィルムレジストも品質及び供給安定性の両面でニーズが高まっていることから、新工場を稼働させるとしており、月内に商業運転を開始する予定。新工場稼働によりスリット加工生産能力は現行比で約1.4倍に拡大する。また、今後の需要の伸び次第で現行生産能力の約2倍に拡張可能としている。
■上組 <9364> 5,235円 +87 円 (+1.7%) 11:30現在
上組<9364>は堅調。2日取引終了後、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫運営会社CLK COLD STORAGEの持ち分50%を取得したと発表した。海外の物流施設への投資を推進し、中期経営計画の基本方針の一つである「収益基盤としてのグローバル事業の確立」を目指す。
■窪田製薬HD <4596> 87円 +30 円 (+52.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
窪田製薬ホールディングス<4596>は物色人気を集めている。2日取引終了後、スターガルト病の治療を目的とした治療候補薬「エミクススタト塩酸塩」の製造に関するマイルストーン対価を受領したと発表した。米国子会社クボタビジョンがフランス企業との間で結んでいる同候補薬の供給・ライセンス契約に基づくもの。具体的な金額は非開示とした。同契約では複数のマイルストーン支払いが定められており、今回の受領はそのうちの1回目にあたるという。これが買い材料視されている。
■イノバセル <504A> 543円 +80 円 (+17.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
イノバセル<504A>はストップ高の水準となる前営業日比80円高の543円でカイ気配となっている。同社グループは切迫性便失禁の根本治療を図る「ICEF15」の国際共同第3相治験(Fidelia試験)を日本と欧州で実施している。2日の取引終了後、米国食品医薬品局(FDA)から同試験を米国で開始できる旨の通知を受け取ったと発表しており、好感した買いが集まっている。今年中に米国患者を含めたFidelia試験全症例の組入れ完了を目指す。
●ストップ高銘柄
中村超硬 <6166> 949円 +150 円 (+18.8%) ストップ高 11:30現在
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース