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話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本電技、KOA、愛媛銀

注目
2026年7月24日 15時45分

■日本電技 <1723>  2,510円  +318 円 (+14.5%)  本日終値

日本電技<1723>は後場急騰。きょう午後2時10分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が86億9600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益が17億5600万円(同39.4%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。主力の空調計装関連事業で工場及び事務所向け物件などの既設工事が増えたほか、産業システム関連事業で電気工事やソフトウェアなどが伸びた。受注高は159億7100万円(同30.8%増)となった。空調計装関連事業においては工場及び宿泊施設向け物件などの新設工事、工場及びデータセンター向け物件などの既設工事が増加した。27年3月期の通期業績予想は売上高515億円(前期比11.1%増)、営業利益125億円(同5.7%増)の従来見通しを据え置いた。なお、同社は工事の完成引き渡しが集中する第4四半期(1~3月)に売上高が多くなるという事業特性を持つ。

■KOA <6999>  2,782円  +288 円 (+11.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位

KOA<6999>が急反発。23日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を774億円から873億円(前期比20.8%増)へ、営業利益を28億3000万円から53億6000万円(同47.0%増)へ、純利益を47億8000万円から77億4000万円(同95.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各19円50銭の年39円から中間・期末各31円50銭の年63円へ増額修正したことが好感された。北米のディストリビューター向けや日本の産業機器向け、アジア地域のAI関連機器向け受注が旺盛で第1四半期業績が想定を上回って推移したことに加えて、第2四半期以降もこれらの需要が堅調に推移する見通しであることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高208億8000万円(前年同期比23.9%増)、営業利益8億5100万円(同70.2%増)、純利益16億2900万円(同3.9倍)だった。

■愛媛銀行 <8541>  2,794円  +286 円 (+11.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位

愛媛銀行<8541>は動意、2005年11月以来、約20年8カ月ぶりの高値をつけた。きょう寄り前、一部報道機関が伝えた、いよぎんホールディングス<5830>との経営統合について、きょう開催の取締役会に付議する予定と発表しており、好感した買いが集まった。今回の件を巡り、日本経済新聞電子版が23日夜に「愛媛県地盤で伊予銀行を傘下に置くいよぎんホールディングス(HD)と愛媛銀行が経営統合に向けて最終調整していることが23日、わかった」と報じていた。両行が強みを持ち、成長分野である船舶融資で互いのノウハウを掛け合わせるという。

■大黒屋ホールディングス <6993>  83円  +6 円 (+7.8%)  本日終値

大黒屋ホールディングス<6993>が続伸。23日の取引終了後に、27年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年3月末日時点で10単元(1000株)以上を半年以上継続して保有する株主を対象に、同社店舗で買い物及び売却の際に使用できる優待券を3000円相当提供する。

■東宝 <9602>  1,446.5円  +88 円 (+6.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位

東宝<9602>が3日ぶり急反発。24日、「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が公開初日を迎えた。「ちいかわ」として初の劇場版で、公開初日の上映回数の多さが話題になっていたが、初日の劇場の予約状況からヒット作となるとの期待感が台頭。興行収入の拡大を見込んだ買いが集まったようだ。オリコンニュースによると、都内の映画館では一日の上映数が「名探偵コナン」や「鬼滅の刃」と同規模の回数を上映する場所があり、早くも盛り上がりをみせているという。

■日本農薬 <4997>  1,085円  +48 円 (+4.6%)  本日終値

日本農薬<4997>が反発。23日の取引終了後に、26年9月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、一律でおこめ券4枚(1760円相当)を提供する。

■日本郵船 <9101>  5,946円  +129 円 (+2.2%)  本日終値

日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>が底堅く推移。中東情勢を巡ってイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海の封鎖を宣言し、サウジアラビアの石油タンカーに攻撃を行った。地中海からスエズ運河を経てアラビア海をつなぐ紅海ルートの航行が困難となれば他ルートへの迂回を余儀なくされることになる。原油価格の上昇懸念よりも、海上輸送運賃の上昇に伴う収益押し上げ期待が上回る格好となり、全体相場が軟調ななかで海運株への買い意欲が顕在化している。。

■INPEX <1605>  3,761円  +64 円 (+1.7%)  本日終値

INPEX<1605>と石油資源開発<1662>が4日続伸。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比5.36ドル高の1バレル=92.19ドルと大幅続伸。一時、93.50ドルと6月中旬以来の水準に上昇した。トランプ米大統領は23日、「イランに対する大規模な攻撃を検討している」と米ニュースサイトのアクシオスに話した。また、親イラン武装組織フーシが紅海でサウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと伝わった。ホルムズ海峡や紅海からの原油供給が滞ることが警戒されるなか、原油先物価格は上昇基調を強めている。

■シンプレクス <4373>  1,047円  +14 円 (+1.4%)  本日終値

シンプレクス・ホールディングス<4373>は堅調に推移。23日の取引終了後、グループ会社が提供するリモートワーク時のセキュリティー対策を支援するAIソリューションを日本航空<9201>が導入したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。同ソリューション「Deep Percept for remote work」(ディープパーセプト・フォー・リモートワーク)は、シンプレクスグループでAIの研究開発を担うDeep Perceptが開発したAIエンジンを採用。PC画面の盗撮や覗き見を検知し、ウェブカメラ画像や検知時に表示されていたPC画面のスクリーンショットを記録する。

■神戸物産 <3038>  2,659円  +31 円 (+1.2%)  本日終値

神戸物産<3038>は朝安後に切り返した。同社は24日、新業態として「韓国酒場 ハンサン 三宮店」を神戸市中央区でオープンすると発表。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。オープンは8月6日。今後も出店を続け、将来的にフランチャイズでの拡大を目指す。海外協力メーカーとのつながりを生かし、調味料やドリンクなどを安価で仕入れるとともに、国内の食品製造工場や物流ネットワークも活用。原材料コストや物流コストの抑制につなげつつ、外食分野での積極的な事業展開を推進する。

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