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話題株ピックアップ【夕刊】(1):カプコン、全保連、トヨタ

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2026年7月29日 15時46分

■カプコン <9697>  4,229円  +700 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位

カプコン<9697>がストップ高。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高704億1000万円(前年同期比54.7%増)、営業利益410億5400万円(同66.9%増)、純利益291億5900万円(同69.2%増)と大幅増益となったことが好感された。主力のデジタルコンテンツ事業で4月に発売した完全新規IP「プラグマタ」が発売直後から好評を博し、全世界販売本数250万本を突破したことが寄与した。また、リピート作で「バイオハザード」シリーズの最新作が引き続き幅広いユーザーから支持を集めるとともに、価格施策により同シリーズの過去作販売も続伸。期中の販売本数は2381万本と前年同期の1416万本を大きく上回った。27年3月期通期業績予想は、売上高2100億円(前期比7.5%増)、営業利益830億円(同10.2%増)、純利益580億円(同6.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■コメリ <8218>  4,065円  +435 円 (+12.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位

コメリ<8218>が4連騰し、06年8月以来約19年11カ月ぶりの高値。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1146億4600万円(前年同期比4.9%増)、営業利益108億8300万円(同8.8%増)、純利益72億4300万円(同5.2%増)と増収増益で着地したことが好感された。中東情勢の影響から、ポリ袋や農業用フィルムなどの石油由来商品の需要が拡大したほか、価格高騰懸念から建築資材の販売が堅調に推移した。また、「エアコン2027年問題」を背景にエアコンや関連部材の販売も伸長し、新関西センター稼働に伴う減価償却費増を吸収した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高4008億円(前期比4.0%増)、営業利益240億円(同4.1%増)、純利益150億円(同2.4%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を220万株(自己株式を除く発行済み株数の4.65%)、または88億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は7月29日から来年3月24日まで。あわせて、今回発表の自社株買いの結果に関わらず、来年3月31日付で自社株220万株を消却するとした。

■全保連 <5845>  1,140円  +120 円 (+11.8%)  本日終値

全保連<5845>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新。午前9時37分に27年3月期の単独業績予想について、営業利益を35億3000万円から40億円(前期比26.1%増)へ、純利益を25億2400万円から28億円(同62.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を48円から54円(前期40円)へ引き上げたことが好感された。25年4月に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の連結子会社となったことで、絶大な信用力を背景に優良先との取引に経営資源を集中するとともに、「三菱UFJカードプラン」をはじめとする高付加価値商品の販売に注力したことが奏功した。また、独自開発したAI審査システムによる審査高度化や回収強化を進めることで、不良債権予備軍である求償債権残高の減少傾向を定着させ、信用コストの継続的な低減を実現したことも寄与した。なお、売上高は274億1600万円(前期比4.7%増)の従来見通しを据え置いた。

■シマノ <7309>  21,065円  +1,980 円 (+10.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

シマノ<7309>は大幅に3日続伸し、年初来高値を更新した。28日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の4670億円から4910億円(前期比5.3%増)、最終利益予想を420億円から430億円(同26.5%増)に引き上げており、好感した買いが集まった。営業利益予想は470億円(同9.1%減)で据え置いた。売上高及び営業利益は円安及びアジア通貨高の進行による為替影響と、中東情勢による原油価格高騰の影響などを踏まえた。経常利益及び最終利益の上方修正については、為替評価益などの営業外収益の増加を反映。なお、6月中間期は売上高が前回予想の2270億円から2470億5900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益が240億円から272億4900万円(同3.1%減)、最終利益が240億円から279億5000万円(同7.1倍)に上振れして着地した。

■キーエンス <6861>  77,590円  +6,640 円 (+9.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位

キーエンス<6861>は急反発。28日の取引終了後、27年3月期第1四半期(3月21日~6月20日)の連結決算を発表した。売上高が3466億2100万円(前年同期比32.8%増)、営業利益が1870億7600万円(同44.7%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。製造業を中心に設備投資が続くなか、世界経済は各地域で順調に推移。北中南米では引き続き幅広い業界で堅調さがみられ、アジアは半導体・電気精密業界を中心に成長が続いた。欧州においても持ち直しの動きがあったうえ、国内の設備投資が回復基調となった。

■コマツ <6301>  7,265円  +515 円 (+7.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位

コマツ<6301>は後場に上げ幅を急拡大した。きょう午後2時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の4兆1180億円から4兆3020億円(前期比4.1%増)、営業利益予想を5080億円から5550億円(同2.2%減)、最終利益予想を3180億円から3490億円(同7.3%減)に引き上げており、材料視した買いが集まった。中東情勢の影響による一部地域の需要減少が期初想定と比べて限定的とみられること、一部関税率の変更で米国関税の影響が軽減することなどを踏まえた。4~6月期が想定よりも円安で推移したことから、通期為替レートは1ドル=152円10銭(前回通期平均予想は150円)、1ユーロ=176円60銭(同174円)、1豪ドル=107円60銭(同106円)を見込む。なお、第2四半期以降の平均為替レートの見通しについては前回予想から変更していない。4~6月期は売上高が1兆431億4300万円(前年同期比14.7%増)、営業利益が1515億5300万円(同8.0%増)、最終利益が961億5300万円(同5.4%増)だった。主力の建設機械・車両事業は円安と物量増、販売価格改善のプラス影響により、増収増益で着地した。

■トヨタ自動車 <7203>  3,224円  +216 円 (+7.2%)  本日終値

トヨタ自動車<7203>が急伸。上昇率は7%を超え、200日移動平均線を上抜けた。世界的に半導体関連株からバリュー株への資金シフトが顕著となっており、東京市場でも自動車株は総じて高い。トヨタは足もとでは国内上場企業の時価総額トップながらPBR(株価純資産倍率)は1倍を下回っており、半導体株からの退避資金の受け皿となっている。更に、今期の業績予想の前提となる想定為替レートは1ドル=150円で実勢は163円台と大幅な円安水準となっており、為替を理由とした業績上振れシナリオも意識されている。ホンダ<7267>やSUBARU<7270>、日産自動車<7201>も高い。

■PI <4290>  732円  +46 円 (+6.7%)  本日終値

プレステージ・インターナショナル<4290>が大幅高で4日続伸。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高181億7300万円(前年同期比8.7%増)、営業利益22億7100万円(同17.4%増)、純利益11億7300万円(同15.9%増)と2ケタ増益となったことが好感された。既存業務の拡大や新規顧客の獲得に加えて、委託料改定の進展が寄与し、主力のオートモーティブ事業を中心にほぼ全ての事業で増収となった。人件費や外注費の上昇で販管費は膨らんだものの、オートモーティブ事業や金融保証事業の成長に加えて、委託料改定効果で吸収した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高760億円(前期比7.2%増)、営業利益96億円(同8.2%増)、純利益59億2000万円(同横ばい)の従来見通しを据え置いている。同時に、自社株買いと記念株主優待の実施も発表しており、これも好材料視された。自社株買いは上限を160万株(自己株式を除く発行済み株数の1.28%)、または10億円としており、取得期間は8月3日から10月30日まで。また、26年10月に創業40周年を迎えるのを記念して実施する記念株主優待は、26年9月末日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に一律でQUOカード3000円分を既存の優待制度に追加して提供する。

■若築建設 <1888>  3,730円  +230 円 (+6.6%)  本日終値

若築建設<1888>や富士ピー・エス<1848>が急伸。28日午後4時27分に発生した熊本地方を震源とする最大震度7(宇城市)の令和8年熊本地震を受けて、九州を地盤とする麻生(福岡県飯塚市)グループの建設会社で登記上の本社を北九州市に置く若築建や、福岡市に本社を置き橋梁など土木工事を主力とする富士PSなどに復興思惑の買いが入ったもよう。

■SBIリーシ <5834>  2,915円  +172 円 (+6.3%)  本日終値

SBIリーシングサービス<5834>は後場急上昇。きょう午前11時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が222億5800万円(前年同期比2.1倍)、営業利益が39億6300万円(同54.1%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。中東情勢緊迫化の影響は軽微に留まり、航空機及び船舶を対象としたオペレーティング・リース商品に対する投資家需要は堅調に推移したという。

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