11日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、原油高やCPIを警戒
■NY株式:米国株式市場は続落、原油高やCPIを警戒
米国株式市場は続落。ダウ平均は184.13ドル安の53791.85ドル、ナスダックは159.91ポイント安の26445.45で取引を終了した。
冴えない雇用関連指標で金利が低下し寄り付き後、堅調。中盤にかけ、ホルムズ海峡を巡る対イラン交渉が難航し原油価格の上昇を嫌気し売りに転じた。終盤にかけ、消費者物価指数(CPI)の発表を控えた警戒感に一段と売られ、下げ幅を拡大し、終了。セクター別では公益事業やエネルギーが上昇した一方、メディア・娯楽、小売が下落した。
ビットコイン採掘会社のライオット・プラットフォームズ(RIOT)は人工知能(AI)スタートアップのアンソロピックと91億ドル相当の契約を締結したとの報道で、上昇。
投資会社のブラックストーン(BX)やアポロ・グローバル・マネジメント(APO)などは半導体メーカーエヌビディア(NVDA)と同社のAIインフラ投資を巡る提携に期待感が強まり、それぞれ買われた。
スニーカーなど靴、スポーツ用品を提供するオン・ホールディングス(ONON)は第2四半期の売上が弱く、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は決済サービスの責任者が10月で退職するとの発表を嫌気し、下落した。
サーバーやストレージシステムの設計・製造を行うスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は取引終了後に四半期決算を発表。第1四半期の見通しが予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米7月中古住宅販売件数の減少
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円36銭へ強含んだのち、159円17銭まで弱含み、引けた。
原油価格の高止まりでドル買いが優勢となったが、米週ベースのADP雇用統計が半年ぶり低水準となったほか、米7月中古住宅販売件数の減少に加え、パキスタン国防相がホルムズ海峡を巡る交渉で米イランが合意に近づいたとの発言で、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1534ドルまで下落後、1.1548ドルまで強含み、引けた。
ユーロ・円は183円70銭から183円86銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3492ドルへ下落後、1.3516ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8101フランから0.8121フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、ホルムズ海峡の通航不安再燃で買い優勢
8月11日のNY原油先物9月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.26ドル(+1.53%)の83.39ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.29-84.61ドル。イランの強硬姿勢と新たな海上攻撃を受けてホルムズ海峡の通航を巡る不透明感が改めて浮き彫りとなり、地政学的リスクプレミアムが再び織り込まれる形で買いが優勢となった。通常取引終了後の時間外取引では主に83.39ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 64.00ドル +0.14ドル(+0.21%)
モルガン・スタンレー(MS) 215.07ドル -0.26ドル(-0.12%)
ゴールドマン・サックス(GS)1034.41ドル -0.10ドル(0.00%)
インテル(INTC) 97.71ドル +0.19ドル(+0.19%)
アップル(AAPL) 304.91ドル -3.35ドル(-1.08%)
アルファベット(GOOG) 343.00ドル -12.84ドル(-3.60%)
メタ(META) 599.12ドル +4.20ドル(+0.70%)
キャタピラー(CAT) 843.37ドル +5.79ドル(+0.69%)
アルコア(AA) 54.08ドル +2.45ドル(+4.74%)
ウォルマート(WMT) 113.26ドル +0.60ドル(+0.53%)
《YY》