本日注目すべき【好決算】銘柄 日本マイクロ、ARCHIO、TOPPAN (12日引け後 発表分)
8月12日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
日本マイクロ <6871> [東証P] ★非開示だった今期経常は87%増で3期連続最高益、83円増配へ
◆26年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の162億円に急拡大し、従来予想の127億円を上回って着地。生成AIに関連した半導体市場の拡大と自社の生産能力増強を背景に、DRAM向け高付加価値品を中心にメモリー向けプローブカードの販売が大きく伸びた。
併せて、非開示だった通期の同利益は前期比87.1%増の320億円と、3期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は178円(前期は95円)実施する方針とした。
コロンビア <146A> [東証S] ★上期経常が3.5倍増益で着地
◆26年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の29.7億円に急拡大して着地。不動産開発事業で物件の販売件数、案件単価がともに伸長し、大幅増収増益を達成した。
トランスGG <2342> [東証S] ★4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地
◆27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の1.5億円に急拡大して着地。投資・コンサルティング事業の業績拡大が収益を牽引した。商社部門で大型案件の納品が集中したほか、製造等部門では価格転嫁が進んだ。
第1四半期実績だけで、通期計画の2億円に対する進捗率は78.0%に達しており、業績上振れが期待される。
ムービン <421A> [東証G] ★今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆26年12月期の連結経常利益を従来予想の26.7億円→30.3億円に13.8%上方修正。増益率が52.1%増→73.1%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は5月に続き、2回目。AIコンサルティング需要の拡大やキャリアアドバイザーの採用強化を背景に、転職支援1件当たりの成約単価が想定以上に上昇し、成約件数も増加することを織り込んだ。
THECOO <4255> [東証G] ★今期経常を2.4倍上方修正・最高益予想を上乗せ
◆26年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億円→7.2億円に2.4倍上方修正。増益率が39.5%増→3.3倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ファンビジネスプラットフォーム事業でファン数が想定以上に増加したことに加え、付加価値向上に伴う価格設定の最適化が計画を上回るペースで進展していることを織り込んだ。
ARCHIO <543A> [東証P] ★今期最終を4.3倍上方修正
◆27年3月期の連結最終利益を従来予想の700億円→3032億円に4.3倍上方修正した。日野自動車の連結子会社化に伴い、負ののれん発生益2332億円を計上することが上振れの要因となる。
コンバム <6265> [東証S] ★今期経常を25%上方修正、配当も30円増額
◆26年12月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円→4.1億円に24.6%上方修正。増益率が0.6%増→25.4%増に拡大する見通しとなった。AI関連投資の拡大を背景とした世界的な半導体需要の回復に伴い、真空機器や吸着パッドなど半導体製造装置関連製品の受注が好調に推移していることが要因。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の50円→80円(前期は50円)に大幅増額修正した。
サトー <6287> [東証P] ★今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、自社株買いも発表
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の112億円→116億円に3.6%上方修正。増益率が13.3%増→17.4%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。国内で新型プリンターの販売が好調だったほか、中東情勢悪化や価格改定に伴う前倒し需要でサプライ販売も増加し、第1四半期の業績が上振れしたことを反映した。新規連結会社の業績も織り込んだ。
併せて、発行済み株式数(自己株式を除く)の3.1%にあたる100万株または20億円を上限に自社株買いを実施すると発表。取得した自社株はすべて消却する予定。
TOREX <6616> [東証P] ★今期経常を23%上方修正
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→16億円に23.1%上方修正。増益率が2.5%増→26.2%増に拡大する見通しとなった。円安による利益押し上げ効果に加え、保有する投資有価証券に係る受取配当金が想定を上回ることが上振れの要因。
コプロHD <7059> [東証P] ★今期経常を34%上方修正
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の25.5億円→34.2億円に34.4%上方修正。減益率が30.4%減→6.5%減に縮小する見通しとなった。主力の建設技術者派遣事業を中心に技術者数の拡大が進む中、高い稼働率の維持や売上単価の伸長が寄与する。コスト効率化による販管費の抑制も利益を押し上げる。
TOPPAN <7911> [東証P] ★4-6月期(1Q)経常は53%増益で着地
◆27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.1%増の229億円に拡大して着地。生活・産業事業でパッケージ関連、建装材ともに海外で販売が好調だったことが収益を牽引した。エレクトロニクス事業はテクセンドフォトマスクの持ち分適用会社移行によって大幅減収となったものの、高密度半導体パッケージ基板「FC-BGA」の伸長で補い、増益を確保した。
株探ニュース