25日の株式相場見通し=弱含みもみ合いか、様子見ムードも米半導体株安は逆風
25日の東京株式市場は様子見ムードのなか方向感の見えにくい地合いとなり、日経平均株価は6万円台半ばを中心に弱含みもみ合いの展開が予想される。前日は日本を含めアジア株市場が総じて軟調な値動きとなったが、欧州株市場では独DAXや仏CAC40などは小幅下落したものの、全体的には高安まちまちで弱気に傾いた形跡はない。米国では米長期金利の低下や原油先物価格の下落を好感する形でNYダウが続伸したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反落した。また、半導体関連株に値を下げるものが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.7%安と下値を探る展開だった。長期金利に関しては、米財務省高官の話として、米政府にはバイバック(国債の買い入れ消却)に1兆ドル前後の手元資金があるとの報道がなされ、これが債券買いを誘発した。一方、ベッセント財務長官がイランに対する新たな経済制裁を発表したことは、全体相場の上値を重くした。今週はこれからエヌビディア<NVDA>の決算発表や、7月のPCEデフレーター、ウォーシュFRB議長によるジャクソンホール会議での講演など重要イベントを控えており、売り買いともにポジションを一方向に傾ける動きは見られなかった。東京市場でも、目先は日本時間27日早朝に開示されるエヌビディア決算を前に様子見を強いられそうだが、きょうは米半導体株安を引き継いで、同セクターには向かい風が意識される。
24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比140ドル15セント高の5万3417ドル16セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同200.27ポイント安の2万5980.19だった。
日程面では、きょうは6月の景気動向指数の改定値、消費者物価のコア指標、7月の外食売上高、7月の全国スーパー売上高、7月の全国百貨店売上高など。海外では8月の独Ifo企業景況感指数、6月のS&Pコタリティ・ケース・シラー住宅価格指数、7月の米新築住宅販売件数、8月の米消費者信頼感指数、米2年物国債の入札など。なお、マレーシア市場とインドネシア市場は休場。