ダウ先物は続落 世界的な金利上昇と原油高を警戒=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:38)(日本時間21:38)
ダウ先物 52885(-355.00 -0.67%)
S&P500 7646.50(-52.50 -0.68%)
ナスダック100先物 29133.00(-380.00 -1.29%)
米株価指数先物でダウ先物が続落しているほか、S&P500も下落。ナスダック100は大幅安となっている。世界的な金利上昇と原油高を警戒している。中東情勢が依然として不安定で、原油高を背景としたインフレ懸念から世界的に長期金利が上昇しており、株式市場を圧迫している。FRBが今月のFOMCで金融引き締めに動く可能性への警戒感も高まっている状況。
IT・ハイテク株への売りが目立ち、エヌビディア<NVDA>、AMD<AMD>、マイクロン<MU>はいずれも時間外で下落。マイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOGL>も軟調。金利上昇によるバリュエーションへの圧力から、IT・ハイテクなどの成長株を中心に利益確定売りが出ているようだ。
世界の債券市場では利回り上昇が続いている。米10年債利回りは2025年1月以来の高水準まで上昇。日本の10年債利回りも1996年8月以来の高水準となったほか、ドイツの長期金利も2011年以来の水準まで上昇。原油価格の高止まりがインフレを再加速させるとの懸念が、各国の債券売りにつながっている。
市場では投資家心理の悪化を指摘する声も出ている。センチメント調査など複数の指標で警戒感が強まっているほか、一部には実際にポートフォリオのリスクを落とす動きも見られているという。歴史的に9月は米株にとって弱い月として知られていることも、月初の慎重姿勢につながっているようだ。
ウェアラブルカメラのゴープロ<GPRO>が時間外で急騰。特段の材料はないが、突如筆頭株主に人気ユーチューバー「マークプライヤー」として知られるフィッシュバック氏が浮上したことが思惑を呼んでいる。同氏はゴープロ株の8.5%を取得し、単独では同社筆頭株主となった。
メドトロニック<MDT>が決算を受け時間外で上昇。27年度通期の1株利益および既存事業売上高の見通しを上方修正した。コーナーストーン・ロボティクス社への7億ドルの投資も発表。
モバイル学習のデュオリンゴ<DUOL>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の105ドルからウォール街最大の210ドルに大幅に引き上げた。前日終値よりも41%高い水準。
(NY時間08:48)(日本時間21:48)時間外
ゴープロ<GPRO> 1.49(+0.61 +70.05%)
メドトロニック<MDT> 93.01(+2.36 +2.60%)
アカマイ<AKAM> 109.86(+1.24 +1.14%)
アップル<AAPL> 317.20(+0.35 +0.11%)
マイクロソフト<MSFT> 500.52(-6.77 -1.33%)
アマゾン<AMZN> 255.16(-4.61 -1.77%)
アルファベットC<GOOG> 332.27(-3.14 -0.94%)
アルファベットA<GOOGL> 335.88(-3.47 -1.02%)
テスラ<TSLA> 362.29(-5.66 -1.54%)
スペースX<SPCX> 141.72(-1.97 -1.37%)
メタ<META> 562.50(-9.84 -1.72%)
エヌビディア<NVDA> 217.03(-3.75 -1.70%)
AMD<AMD> 460.64(-10.08 -2.14%)
イーライリリー<LLY> 1177.00(+20.27 +1.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース