ベッセント財務長官、原油パイプライン整備でホルムズ海峡の重要性は大幅低下へ
ベッセント財務長官は1日、イランが事実上支配するホルムズ海峡について、原油パイプラインの整備によって近く重要性が大幅に低下するとの見方を示した。ノースカロライナ州アッシュビルで開かれた世界の財務当局者が集まる会合で、クドロー氏との対談に出席。「2年後には迂回できるようになる」と述べ、パイプラインによる代替輸送ルートの整備が進むことで、「2年後にはホルムズ海峡は価値のない水路のようになる」との認識を示した。
ホルムズ海峡はペルシャ湾岸からの原油輸送にとって重要な要衝で、イランとの紛争を背景に海峡を巡る供給不安が原油価格を押し上げる要因となっている。
ベッセント長官の発言は、パイプラインによる迂回能力を拡大することで、中期的にはイランによる海峡支配が世界のエネルギー供給に与える影響を大幅に低下させられるとの見方を示したものと見られる。
株探ニュース