前場に注目すべき3つのポイント~半導体やAI関連株にらみの相場展開~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体やAI関連株にらみの相場展開
■カナモト、 3Q営業利益 31.6%増 154億円
■大和ハウス工業<1925>新築戸建て、23道県撤退、都市圏に経営資源集中
■半導体やAI関連株にらみの相場展開
7日の日本株市場は、半導体やAI関連株にらみの相場場展開になりそうだ。4日の米国市場はNYダウが271ドル安、ナスダックは77ポイント安だった。8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は16万2000人増と、市場予想(約5万3000人程度)を大きく上回った。これを受けて早期利上げ観測が高まったことで、米長期金利の上昇が重荷になっている。そのなかで半導体株の一角が買われていた。シカゴ日経225先物は大阪比810円高の65830円。円相場は1ドル=156円10銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時64660円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に切り返しており、終盤にかけて65970円まで買われる場面もみられ、日中比810円高の65830円で終えている。ボリンジャーバンドの-1σを上回っており、25日線が位置する66160円辺りを意識した押し目待ち狙いの買いに向かわせそうである。
また、米国では主要な株価指数が下落した一方で、マイクロン・テクノロジーなどが買われたことで、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の上昇率は3%を超えていた。この流れを受けて、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>やキオクシアHD<285A>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>などがリバウンドをみせてくる可能性が高そうだ。
先週のキオクシアHDは緩やかなリバウンドみせてきたが、リバウンド基調を強めてくるようだと、市場心理の改善につながることが期待される。また、7日の米国市場はレイバー・デー(労働者の日)の祝日で休場となる。海外勢のフローが限られるなかで指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が強い動きをみせてくると、先物主導でリバウンドを強めてくる可能性はあるだろう。一方で、商いが膨らみにくい状況のなかでこう着感が強まってくると、中小型株に個人投資家主体の資金が向かいそうである。
■カナモト、 3Q営業利益 31.6%増 154億円
カナモト<9678>が発表した2026年10月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期
比2.6%増の1629億2300万円、営業利益は同31.6%増の154億4000万円だった。建設
関連においては、防災・減災や国土強靱化を背景とした公共投資に加え、物流施設
やデータセンター関連等の民間投資も進展したことから、建設機械のレンタル需要
は底堅く推移した。
■前場の注目材料
強気材料
・日経平均株価は上昇(65020.94、+806.46)
・SOX指数は上昇(11735.26、+383.13)
・シカゴ日経225先物は上昇(65830、+810)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・大和ハウス工業<1925>新築戸建て、23道県撤退、都市圏に経営資源集中
・シャープ<6753>豊田自動織機と、出庫計画を高速算出、自動倉庫向け基盤技術
・ハイレックスコーポレーション<7279>車ドアモジュール、国内で初受注、工場増設し量産
・ティアフォー<593A>サウジで自動運転バス実証
・酉島製作所<6363>インド・サウジ生産検討、ポンプを安定供給
・ダイヘン<6622>積層造形に手応え、大阪大学と研究・高能率機投入
・パナソニックHD<6752>HVAC&CC、シンガポール向け冷凍機、CO2冷媒採用
・島津製作所<7701>有機化合物の構造解析、核磁気共鳴装置、米社製を販売
・中外炉工業<1964>電熱式焼鈍炉を納入、欧7基目
・パナソニックHD<6752>パナインダストリー、高分子コンデンサー好調、生産増強急ぐ
・KDDI<9433>光×5G、ルーター1台で、通信サービス
・三菱総合研究所<3636>日立製作所と、電力取引支援で協業、特別高圧帯向け
・BIPROGY<8056>合成メタン認証検証
・日東紡<3110>社長・林寿信氏、ガラスクロス急拡大
・日本製紙<3863>ENEOSと提携、バイオエタノール普及で
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、ベトナムに物流拠点、広域カバー
・塩野義<4507>米政府がグラム陰性菌薬、調達に58億円
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
《YY》