話題株ピックアップ【夕刊】(1):ダイヘン、三菱ケミG、日立
■セントラル硝子 <4044> 4,570円 +285 円 (+6.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
セントラル硝子<4044>は後場急伸。きょう午後2時15分ごろ、同社が策定した「無水フッ酸の供給確保計画」が、経済安全保障推進法に基づく重要鉱物(フッ素)の安定供給確保に向けた支援措置の対象として経済産業省から認定を受けたと発表した。これにより、同計画に関する設備投資について最大約176億円の助成を受けることが可能になったという。これが材料視されたようだ。
■ダイヘン <6622> 12,350円 +520 円 (+4.4%) 本日終値
ダイヘン<6622>が5日ぶりに反発。この日、EMS(エネルギーマネジメントシステム)事業の今後の受注見通しを発表。太陽光発電併設型案件の獲得を進めるとともに、特別高圧接続案件に対応する新型蓄電池パッケージの開発及び供給体制の強化を推進することで、EMS事業の受注高は27年3月期450億円、28年3月期550億円、更に31年3月期には700億円へ拡大する見通しとしたことが好感された。
■三菱ケミカルグループ <4188> 1,199円 +45 円 (+3.9%) 本日終値
三菱ケミカルグループ<4188>は続伸。SMBC日興証券が15日付で投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した上で、目標株価を1250円から1750円へ引き上げた。ロボタクシー向けの炭素繊維が規制面、生産面での課題をクリアし、中期的に成長の牽引役となる可能性が高いと指摘。厳しい外部環境を背景に石油業界の再編機運が一段と高まっており、国内最大手の同社にとって大きな機会となるだろうともみている。これが材料視されたようだ。
■大日精化工業 <4116> 1,334円 +46 円 (+3.6%) 本日終値
大日精化工業<4116>は続伸。15日の取引終了後、取得総数300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.39%)又は取得総額38億6400万円を上限とする自社株買いを東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施すると発表。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、16日に280万7500株を1株1288円で取得した。これが株価の刺激材料となったようだ。
■コプロHD <7059> 956円 +29 円 (+3.1%) 本日終値
コプロ・ホールディングス<7059>が3日続伸。15日の取引終了後に27年3月期の配当予想について、中間配当を15円から20円(前年同期30円、ただし25年10月1日付で1株から2株へ株式分割)に増額修正したことが好感された。10月2日に創業20周年を迎えることを記念して記念配当5円を実施する。なお、期末配当予想は30円の従来予定を据え置いており、年間配当予想は50円となる。
■日立製作所 <6501> 5,372円 +151 円 (+2.9%) 本日終値
日立製作所<6501>が反発。子会社の日立エナジーが15日、米ミシシッピ州で新たな変圧器工場を建設すると発表した。投資額は5億2800万ドル(約820億円)。米国内でのエネルギー需要の拡大に対応する。発表を材料視した買いが入ったようだ。2029年の生産開始を予定。生産能力は2倍以上となる見通し。日米政府の合意による対米投融資の一環として行われるとみられている。
■日本電気硝子 <5214> 4,805円 +115 円 (+2.5%) 本日終値
日本電気硝子<5214>が4日ぶりに反発。この日、赤外線透過ガラス(カルコゲナイドガラス)「FI-02」が、ドイツに本社を置くハイマン・センサー社のサーマルカメラ向け広角レンズユニットに採用されたと発表しており、好材料視された。ハイマン・センサー社は、赤外線センサー分野の世界的なリーディングカンパニーで、「FI-02」の持つ高い赤外線透過率と屈折率が広角レンズの設計に適していることや、プレス成形による量産にも対応していることなどが評価され、今回の採用に至ったとしている。
■信越化学工業 <4063> 5,820円 +127 円 (+2.2%) 本日終値
信越化学工業<4063>が反発。15日の取引終了後に27年3月期の配当予想について、中間配当を58円から78円へ増額修正したことが好感された。9月16日に創立100周年を迎えることを記念して記念配当20円を実施する。なお、期末配当予想は58円の従来予定を据え置いており、年間配当予想は136円(前期106円)となる。
■KeePer技研 <6036> 3,670円 +80 円 (+2.2%) 本日終値
KeePer技研<6036>が反発。今月9日に年初来高値3775円を形成した後は調整を入れていたが、目先5日移動平均線を足場に切り返しに転じている。カーコーティング材料などの開発・製造・販売を手掛けるが、27年6月期は同社製品の導入店舗拡大などを背景に大幅増収増益を見込んでいる。そうしたなか、15日取引終了後、10月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することを発表、権利取り狙いの買いを引き寄せる格好となった。株式需給面では信用買い残の整理進捗に伴い上値が軽くなっている。
■技研製作所 <6289> 1,913円 +34 円 (+1.8%) 本日終値
技研製作所<6289>が3日続伸。午後1時ごろに、経済産業省の「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に、同社の「インド/圧入工法を用いた防災DXワンストップソリューション展開、および同工法の国家基準化に向けた調査事業」が採択されたと発表しており、好材料視された。採択された事業は、無振動・省スペースで強靭な構造物の施工を可能にする圧入工法と、土木インフラを3次元モデルで可視化して調査・設計を効率化するDX(ドローン・BIM/CIM)技術を融合し、現地調査からリスク評価、設計、施工までを一体的に支援する「防災DXワンストップソリューション」の実現可能性を検証するもの。あわせて、圧入工法の国家基準化に向けた課題や要件を整理し、土木設計基準への組み込みや指定工法化を実現するためのロードマップを策定するとしており、事業を通じて災害に強いインフラの整備に貢献し、日本の高度な建設技術の海外展開とグローバルサウス諸国との共創を推進する。
株探ニュース