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マイクロン、好決算も軟調 AIデータセンター向けの需要は旺盛=米国株個別

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2026年10月1日 22時47分

(NY時間09:45)(日本時間22:45)

マイクロン<MU> 1054.29(-10.82 -1.02%)

マイクロン・テクノロジー<MU>が軟調。前日引け後に6-8月期決算(第4四半期)を発表し、AIデータセンター向けの旺盛な需要を背景に1株利益、売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示した。AIインフラ増強がかつてない需要を生み出している。

ただ、好決算の割には株価の反応は鈍い。同社株はすでに年初来で270%急伸しており、ポジティブな材料はある程度織り込んでいるとの指摘が出ている。また、営業利益率が80%を超えているものの、従業員の給与引き上げの方針を示したことも重石となっている模様。

アナリストは決算の強さについて、メモリー価格の強さが続いていることを反映していると指摘。こうした価格上昇は2028年まで続き、業界全体の生産能力拡大による影響を上回るとの見方を示した。

別のアナリストは、前四半期比での改善ペースは鈍化しているものの、事業の強さは引き続き際立っていると評価。粗利益率については、85%を超える高水準に達したことから、今後の改善は緩やかになると予想。短期的にはコスト面の逆風もあるとした。投資判断は「買い」、目標株価は1200ドルとしている。

メロートラCEOは「26年度に過去最高の業績を達成したうえで、27年度はさらに強い業績を見込む」と述べた。AI向けの高帯域幅メモリー(HBM)需要が急増しており、サムスン電子やSKハイニックス<SKHY>と並んで恩恵を受けている。

AIデータセンターの大規模な増設を背景にHBM価格が上昇しているほか、ノートパソコンやゲーム機向けなど他用途のメモリーでも供給不足が生じている。同社は生産能力を拡大しているものの、当面はメモリー価格が高水準で推移すると見られている。

(6-8月期・第4四半期)

・1株利益(調整後):33.42ドル(予想:31.83ドル)

・売上高(調整後):542.3億ドル(予想:514.9億ドル)

クラウド・メモリー:162.8億ドル(予想:151.4億ドル)

コア・データセンター:180.0億ドル(予想:113.4億ドル)

モバイル・クライアント:131.1億ドル(予想:129.5億ドル)

自動車・組み込み:68.2億ドル(予想:47.3億ドル)

・粗利益率(調整後):87.0%(予想:86.2%)

・営業利益(調整後):446.4億ドル(予想:427.5億ドル)

・営業利益率(調整後):82.3%(予想:82.8%)

・営業キャッシュフロー:439.7億ドル(予想:338.7億ドル)

・研究開発費:19.1億ドル(予想:13.8億ドル)

(9-11月期・第1四半期見通し)

・1株利益(調整後):37.15~39.15ドル(予想:36.02ドル)

・売上高(調整後):600~630億ドル(予想:567.7億ドル)

・粗利益率(調整後):約86.3%(予想:86.7%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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