<マ-ケット日報> 2026年10月2日
2日の市場は日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比647円安の6万8309円だった。前日の米国株は小幅高だったが材料とならず。反対に日経平均が直近2日間で3400円以上も上げたことへの反動が勝ってしまう展開となった。米国がイランへの攻撃を中間選挙以降に再開するとの観測も上値を重くさせている。昨日は大きく上放れの形を見せた日経平均だが、週末となった本日は勢いが続かず短期資金の出入りに振り回されているような状況だ。
昨日の米国市場は10月の利上げ観測がやや後退したことからダウ平均は4日ぶりに小反発した。複数のFRB高官が10月の利上げにやや慎重な姿勢を見せていることが伝わり連続利上げというスピード感は和らいだ。一方、米軍が3隻目の空母を中東に派遣するとの一部報道で原油価格が上昇。これが全体の上値を抑えてしまった。実際、長期金利も24年ぶり水準へ上昇しており改めて中東情勢(原油相場)が世界のインフレを左右する大きな要因となっている様子が窺える。
さて、東京市場は世界的な半導体株高の波に乗れそうで乗り切れず、本日はアドテストが最高値を更新する以外に目立った動きは見られなかった。アジアで半導体株構成比率の大きい韓国や台湾の株価指数は比較的堅調に推移している。日経平均のチャートは昨日に75日移動平均線(6万6764円)を明確にクリアしており、上放れ後の現状において押してもここが一番の支持線となるだろう。(ストック・データバンク 編集部)