ダリオ氏、AIは「典型的なバブル」と警鐘
ヘッジファンド創業者で、資産家のダリオ氏は、AIは「典型的なバブル」で、金利上昇や資産を現金化する必要に伴い、バブルの崩壊点に近づきつつあると警告した。
コンファレンスで7日に登壇したダリオ氏は、AI関連投資を賄うために債務が膨れ上がり、金利上昇が続けば、そこからバブル崩壊が始まるとの認識を示した。
「その前段階のサイクルにすでに入っており、われわれはそこに近づきつつある」とも語っている。
巨大IT企業が借り入れにますます依存し、AIに巨額の資金を投じる一方、株価上昇はごく一部の銘柄に集中している。世界中の債券利回りは数十年ぶりの高水準に急騰し、AIインフラ投資に必要な資金調達コストを押し上げた。
バリュエーションはそれでも上昇を続け、IT企業の業績への楽観的な見方に後押しされ、S&P500とナスダック100は今週に入り過去最高値を更新。
AIバブルにかねてから警告を発してきたダリオ氏は、富裕層への課税や未実現利益を現金化しようとする動きなど、崩壊の引き金になり得る要因は他にも存在すると指摘した。
「自分の資産は10億ドルあると誰もが言うが、実際に使ってみろと言いたい。それを使うには、現金化のために資産を売却しなければならない。その段階で大抵、バブルに穴が開く」と述べた。
株探ニュース