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株価指数先物【寄り前】 +1σ水準での攻防で戻り待ち狙いのショート対応が優勢

市況
2026年10月9日 7時40分

大阪12月限ナイトセッション

日経225先物 68390 -710 (-1.02%)

TOPIX先物 4103.5 +12.5 (+0.30%) 

シカゴ日経平均先物 68400 -700

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

8日の米国市場はNYダウが上昇した一方で、S&P500、ナスダックは下落。米長期金利は朝方に5.3%台半ばに上昇していたが、午後には5.2%台前半に低下したことで、景気敏感株を中心に買われた。また、WTI原油先物価格は上昇したものの、トランプ米大統領が自身のSNSに中間選挙前にイランを攻撃しない意向を示したことで、中東情勢を巡る警戒感が後退したことも買いにつながった。しかし、「オープンAIの売上高は従来予想を大きく下回る」との報道を受けてエヌビディア<NVDA>が3%近く下げるなど、半導体やAI(人工知能)関連株の一角が売られ、ナスダック指数は続落。

NYダウ構成銘柄ではホーム・デポ<HD>、シェブロン<CVX>、IBM<IBM>、トラベラーズ<TRV>、マクドナルド<MCD>が買われた。半面、エヌビディアのほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、キャタピラー<CAT>、シスコシステムズ<CSCO>、アムジェン<AMGN>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、インテル<INTC>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、ブロードコム<AVGO>といった半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落率は3%を超えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比700円安の6万8400円だった。8日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比340円安の6万8760円で始まった。その後は6万8800円~6万9250円と日中終値を挟んでの保ち合いが続き、米国市場の取引開始後には6万9410円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後に再びショート優勢の流れが強まると下へのバイアスが強まり、6万8020円まで売られた。終盤にかけては6万8250円~6万8500円辺りで下げ渋り、日中比710円安の6万8390円でナイトセッションの取引を終えている。

日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行で始まることになりそうだ。ナイトセッションではボリンジャーバンドの+1σ(6万8490円)を割り込んできたことでショートを誘う動きが強まる一方で、いったんは調整一巡感も意識されやすいとみられ、まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。

ただし、米国では半導体やAI関連株が売られたことで指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などの弱い値動きが目立つと、先回り的にショートを仕掛けてくる動きに向かわせよう。週足の+2σ(6万9270円)を割り込んだことで、+1σ(6万7530円)辺りまでの調整は意識しておきたいところ。そのため、オプション権利行使価格の6万7500円から6万9000円のレンジを想定する。

8日の米VIX指数は15.41(7日は15.08)に上昇した。半導体株の下げが嫌気されるなかで一時16.46まで上げて75日移動平均線(16.06)を上回る場面もあった。ただ、その後は上げ幅を縮め、25日線(15.75)を割り込んで終えており、リスク回避姿勢は強まらないだろう。

8日のNT倍率は先物中心限月で16.89倍(7日は16.89倍)と横ばいだった。アドバンテストやキオクシアホールディングスが買われるなかで、一時17.00倍に上昇する場面もみられた。ただ、その後は半導体株が軟化し、+2σ(16.97倍)に上値を抑えられる形で、後場終盤にかけてはNTロングを巻き戻す動きになった。+1σ(16.56倍)とのレンジに移行するようだと、NTショートでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。

株探ニュース

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