<マ-ケット日報> 2026年10月14日
14日の市場は日経平均が小幅ながらも5日続落。終値は前日比33円安の6万7744円だった。前日の米国株は下落したものの日経平均は昨日に大きく下げており、むしろ少し下げ過ぎたことへの反動からこの日は買い戻しが先行した。後場中頃には上げ幅が600円を超える場面まであったが、蘭半導体製造装置ASMLの決算が伝わるとにわかに失速し、大引けにはマイナス圏へと転落してしまった。同社の決算は良好だったものの事前予想の範囲だったことが響いたようだ。
昨日の米国市場は一部内需系企業の決算がややネガティブに響きダウ平均は4日ぶりに反落した。この日発表したJ&Jの部門別売上高が事前予想に届かなかったことで、やや不調だった医療関連株に売りが広がった。また、中国のメモリー企業が競争力を上げているとの報道から半導体メモリー株が売られ指数の足を引っ張った。一方、ダウ平均が一時400ドル近く下げた後は値頃感による押し目買いが入り、最終的には下げ幅を半分以下に縮めて取引を終えている。
さて、東京市場は日経平均がプラス圏で推移する時間が長かったにもかかわらず最終的には値下がりに転じ、改めて上値の重さを感じさせる1日となった。強い相場であれば5連敗もすることはなくAI・半導体物色は短期的に一巡した格好だ。それでもチャート上では株価が25日移動平均線(6万6507円)、75日移動平均線(6万6647円)の上にあり、基調は何とか維持されてはいる。(ストック・データバンク 編集部)