ダウ平均は下落 ナスダックも大幅安 半導体のほか金融株が下落=米国株序盤
NY株式14日(NY時間11:46)(日本時間00:46)
ダウ平均 51586.95(-83.15 -0.16%)
ナスダック 26833.90(-370.48 -1.36%)
CME日経平均先物 67395(大証終比:-765 -1.13%)
きょうのNY株式市場でダウ平均が下げに転じているほか、ナスダックは大幅安となっている。取引開始前に発表の9月の米消費者物価指数(CPI)を受けて、米株式市場ではネガティブな反応が見られている。米CPIは、燃料価格上昇を背景に過去5カ月で最大の伸びとなった。食品とエネルギーを除いたコア指数も予想を上回り、11月の中間選挙を控える中、家計への負担が一段と強まっている。
FRBが今月の利上げを見送ったとしても、その後数カ月以内に再び利上げに踏み切ると予想されている背景を裏付ける内容となった。短期金融市場では発表を受けて、今月のFOMCでの利上げ確率を上昇させており、発表前は20%程度だった利上げ確率が一時50%近くに再上昇した。米国債利回りも上昇。
一方、S&P500種株価指数は過去最高値に近い水準にあるものの、経済成長や企業業績の強さを重視する運用担当者の間では、株価が短期的に上昇基調を維持できるかについて慎重な見方も出てきているという。こうした投資家心理の変化は、裁量型投資家とコンピューターを活用するシステマティック運用ファンドの株式保有比率の差にも表れている。欧州系大手銀のデータによると、双方のポジションの開きは2020年以降で2番目に大きい水準に達していると述べていた。
AIは引き続き世界の企業業績をけん引する最大の成長テーマとなっているが、成長鈍化や業績予想の下方修正、資金調達リスク、割高なバリュエーションを背景に、投資家が選別的に投資先を分散する必要性が高まっているという。
半導体関連を中心にIT・ハイテク株に売りが広がっているほか、主要11業種のうち7業種が下落。金融株の下げが目立っている。取引開始前にバンカメ<BAC>とモルガン・スタンレー<MS>が決算を発表。前日の他行以上に冴えない内容となった。
特にバンカメ<BAC>の下げがきつい。トレーディング収入が予想を下回り、債券・為替・商品(FICC)、株式とも予想を下回った。既に発表になっている他行と比較しても冴えない内容となっている。
モルガン・スタンレー<MS>も下落。主力のウェルスマネジメントが予想を下回ったほか、債券・為替・商品(FICC)トレーディングも予想を下回った。一方、株式や投資銀行は予想を上回った。米CPIの発表もあり株価は下落。
(NY時間11:46)(日本時間00:46)
バンカメ<BAC> 50.59(-3.38 -6.25%)
モルガン・スタンレー<MS> 180.64(-6.01 -3.22%)
アップル<AAPL> 345.39(+4.12 +1.21%)
マイクロソフト<MSFT> 537.19(-6.27 -1.15%)
アマゾン<AMZN> 255.57(-3.01 -1.16%)
アルファベットC<GOOG> 348.30(-1.23 -0.35%)
アルファベットA<GOOGL> 352.52(-1.26 -0.36%)
テスラ<TSLA> 366.55(-8.68 -2.31%)
スペ-スX<SPCX> 153.66(-2.88 -1.84%)
メタ<META> 739.60(-22.90 -3.00%)
エヌビディア<NVDA> 222.43(-6.09 -2.66%)
AMD<AMD> 578.06(-27.47 -4.54%)
イーライリリー<LLY> 1213.60(+47.09 +4.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース