TI、好決算も時間外で軟調 高い期待に届かなかった可能性=米国株個別
(NY時間16:44)(日本時間05:44)時間外
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN> 283.69(-0.96 -0.34%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が時間外で軟調。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示している。自動車や産業機器向けの需要拡大が追い風となった。
AIバブルへの懸念が半導体セクターの重しとなる中、今回の見通しは半導体市場全体にとって明るい材料となった。同社は「産業機器、自動車、データセンターの各分野で幅広い成長が見られた」と説明。AIインフラの整備に直接関わらない企業も含め、多様な顧客基盤を持つことが特に業績を押し上げている。
同社は、AIデータセンターで演算処理を担う大型のデジタル半導体は製造していないものの、電源管理用半導体やその他の部品は、サーバーやネットワーク機器で重要な役割を果たしている。このため、AIインフラの大規模な拡張からも恩恵を受ける機会が増えている。
ただ、株価は軟調。高い期待には届かなかった可能性が指摘されている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益:2.62ドル(予想:2.42ドル)
・売上高:60.6億ドル 28%増(予想:59.3億ドル)
アナログ:49.1億ドル 32%増(予想:47.3億ドル)
組み込みプロセッシング:8.58億ドル 21%増(予想:8.43億ドル)
その他:2.86億ドル 5.9%減(予想:3.09億ドル)
・営業利益:28.7億ドル(予想:26.1億ドル)
・FCF:29.6億ドル(予想:22.5億ドル)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・1株利益:2.45~2.79ドル
・売上高:58.0~63.0億ドル(予想:57.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース