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コカ・コーラが決算 海外好調も北米不調 ゼロシュガー飲料が成長けん引 株価は軟調=米国株個別

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2026年10月27日 23時41分

(NY時間10:41)(日本時間23:41)

コカ・コーラ<KO> 92.41(-0.30 -0.32%)

コカ・コーラ<KO>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、既存事業売上高とも予想を上回った。海外は好調だったものの、北米が不調だった。ガイダンスも公表し、海外での炭酸飲料の堅調な需要を背景に通期の業績見通しを上方修正した。年間業績に対する自信の高まりを示すものとなった。ただ、北米の販売数量は予想を下回り、主力市場での需要の弱さも浮き彫りとなっている。

ブラウンCEO決算説明会で「事業環境が引き続き大きく変化する中でも、われわれの戦略は成果を上げている」と述べた。特にゼロシュガー飲料が成長をけん引。「コカ・コーラ ゼロシュガー」の販売数量は16%増加した。

一方、北米ではコカ・コーラの炭酸飲料の販売増加が、水、スポーツ飲料、コーヒー、茶飲料の減少によって相殺された。北米全体の販売数量は横ばいに留まり予想も下回った。

ブラウンCEOは、北米ではインフレに沿った値上げを実施したと説明。また、7月4日の独立記念日の曜日の巡り合わせが販売数量に悪影響を及ぼしたとも述べた。

アナリストは「今回の決算は予想を上回る業績と通期見通しの引き上げを伴う健全な内容だ」と評価。しかし「通期見通しの上方修正幅は大きくなく、北米の売上高も力強さを欠いた」と指摘している。

また、2027年の見通しについて、マーフィーCFOは「消費者行動に大きな変化はないと予想しており、あらゆる市場や所得層で価格に見合う価値が引き続き非常に重要な判断基準になる」と述べた。外食産業については「引き続き圧力にさらされている」と指摘し、外食向けよりも家庭内消費向けの事業の方が好調だと説明した。

株価は軟調に推移。

(7-9月期・第3四半期)

・1株利益:0.91ドル(予想:0.88ドル)

・売上高:134.0億ドル(予想:129.1億ドル)

・既存事業売上高(調整後):7.0%増(予想:4.3%増)

欧州・中東・アフリカ:7%増(予想:5.5%増)

中南米:16%増(予想:5.4%増)

北米:3%増(予想:4.8%増)

アジア太平洋:6%増(予想:0.1%減)

・営業利益率:32.9%(予想:32.6%)

・価格・製品構成比:1%上昇(予想:2.0%上昇)

・濃縮原液販売量:7%増(予想:2.5%増)

・販売数量(ユニットケース):5.0%増(予想:3.0%増)

・炭酸飲料の販売数量:5.0%増

・水・スポーツ飲料・コーヒー・茶の販売数量:5.0%増

(通期見通し)

・1株利益:11%以上の増加(従来:9~10%増)

・既存事業売上高(調整後):5%以上の増加(従来:約5%増)(予想:5.2%増)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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