バイオジェンが決算 スピンラザとサイフォブレが好調 ただ株価は下げに転じている=米国株個別
(NY時間12:32)(日本時間01:32)
バイオジェン<BIIB> 249.06(-3.67 -1.45%)
バイオジェン<BIIB>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正している。売上高は1桁台半ばの増加を見込んだ。
アナリストは「スピンラザとサイフォブレの好調が予想を上回る決算に繋がったと」指摘。また、複数の重要な臨床試験結果の発表が近づいていることにも注目していると述べた。
同アナリストは、同社がアルツハイマー病治療薬「レケンビ」だけに依存しない事業構造へと進化する中、2027年に向けて保有する魅力が特に高い銘柄の1つと評価しており、投資判断は「買い」を維持している。
今後の重要な材料として、全身性エリテマトーデス(SLE)を対象とする「リティフィリマブ」、抗体関連型拒絶反応(AMR)を対象とする「フェルザルタマブ」、皮膚エリテマトーデス(CLE)を対象とする「リティフィリマブ」の臨床試験結果を挙げている。
さらに、イーライリリー<LLY>のアルツハイマー病治療薬に関する臨床試験「TRAILBLAZER-ALZ-3」の結果も、競合薬の動向を見極めるうえで重要と指摘。これらは26年後半から27年にかけての注目材料になるとの見方を示した。
ただ、株価は上昇して始まったものの、買いが一巡すると下げに転じている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.62ドル(予想:2.06ドル)
・売上高:28.0億ドル 11%増(予想:26.4億ドル)
製品:20.9億ドル 13%増(予想:19.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):12.20~13.00ドル(従来:12.00~13.00ドル)(予想:12.38ドル)
・売上高:1桁台半ばの増加
・研究開発費および販管費:計約49.5億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース