ナスダック100が大幅安 アマゾンとインテルの決算に失望 本日は10月最終売買日=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:31)(日本時間21:31)
ダウ先物 52487(-25.00 -0.05%)
S&P500 7670.25(-84.00 -1.08%)
ナスダック100先物 28797.50(-764.50 -2.59%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物が小幅安で推移しているものの、ナスダック100は2%超の大幅安となっている。前日引け後に発表されたアマゾン<AMZN>とインテル<INTC>の決算が失望を誘い、IT・ハイテク株への売りを加速。
今週のアルファベット<GOOG><GOOGL>やメタ<META>の決算に対するのと同様の認識をアマゾンとインテルの決算も強めた。「AIへの巨額投資をカバーできるだけの十分な収益を生み出せるのか」との懸念を再燃させている。
米大手銀のトレーダーは「AIの収益化を巡る懸念が再燃する中、株式市場ではセクター間の資金シフトが本日も続く可能性が高い。ただ、IT・ハイテク株の下落が主要株価指数全体の重しになる」と指摘。投資家がAI関連投資の収益性を厳しく精査する中、IT・ハイテク株への売り圧力が強まっている。
本日は10月最後の取引日となる。今月はAI関連株の値動きが不安定となり、投資家は各社のAIインフラ整備に向けた設備投資に注目。アルファベットとマイクロソフトは、設備投資見通しを引き上げていない。一方、AIデータセンター向けのインフラを提供する新興クラウド事業者「ネオクラウド」については、債務水準への懸念が強まっている。
なかでもコアウィーブ<CRWV>は、社債利回りが急上昇しており、こうした懸念を象徴する存在となっている。同社株は10月に30%急落。ネビウス<NBIS>も月間で27%下落する見通し。
AI向けメモリー関連銘柄のマイクロン<MU>やシーゲイト<STX>などを組み入れたラウンドヒル・メモリーETF<DRAM>は10月に14%下落。iシェアーズAIイノベーション・アンド・テック・アクティブETF<BAI>も10%安となった。
10月の月間騰落率では、ナスダックが2.5%下落する見通しの一方、S&P500は0.9%上昇、ダウ平均は2.8%上昇する見込みで、ハイテク株とその他のセクターとの明暗が分かれている。
サンディスク<SNDK>が好決算も時間外で下落。メモリー関連株は、巨額のAI投資が業績に及ぼす影響を見極めようとする投資家の厳しい視線にさらされている。
(NY時間08:41)(日本時間21:41)時間外
インテル<INTC> 69.00(-23.07 -25.06%)
サンディスク<SNDK> 1204.00(-126.05 -9.48%)
アップル<AAPL> 345.14(-3.77 -1.08%)
マイクロソフト<MSFT> 527.01(-3.13 -0.59%)
アマゾン<AMZN> 225.52(-18.27 -7.49%)
アルファベットC<GOOG> 278.85(-3.47 -1.23%)
アルファベットA<GOOGL> 280.50(-3.32 -1.17%)
テスラ<TSLA> 395.78(-7.52 -1.86%)
スペースX<SPCX> 137.80(-6.09 -4.23%)
メタ<META> 613.57(-10.95 -1.75%)
エヌビディア<NVDA> 207.95(-5.71 -2.67%)
AMD<AMD> 512.00(-54.42 -9.61%)
イーライリリー<LLY> 1412.00(+38.30 +2.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース