モンデリーズ、決算受け上昇 販売数量増加に伴う営業レバレッジ効果=米国株個別
(NY時間10:23)(日本時間23:23)
モンデリーズ<MDLZ> 64.58(+2.05 +3.28%)
製菓のモンデリーズ<MDLZ>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内に留まったものの、1株利益は予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、従来の見通しを維持した。
同社はまた、アンダーカバー・スナックス社の過半数株式を取得すると発表。健康志向の商品を拡充し、スナック菓子の製品ポートフォリオを強化する。アンダーカバー社は、グルテンフリーの商品を展開しており、従来のスナック菓子に代わる選択肢を求める健康志向の消費者を主なターゲットとしている。買収手続きは27年初めに完了したい意向。
アナリストは「販売数量の増加に伴う営業レバレッジ効果が、1株利益が予想を上回った主因だ」と指摘。また、「新興国市場での底堅い個人消費と北米事業での力強い戦略遂行を背景に、経営陣の見方は明らかに明るさを増している」とも評価した。
別のアナリストは「市場シェアの拡大、製品イノベーション、新興国市場での成長余地を背景に、同社の事業はあらゆる面で好調に推移しており、競合他社よりも有利な立場にある」と指摘した。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.78ドル(予想:0.71ドル)
・売上高:99.7億ドル(予想:99.8億ドル)
・既存事業売上高:2.1%増(予想:2.1%増)
北米:1.6%増(予想:1.6%増)
欧州:2.1%減(予想:1.71%減)
アジア・中東・アフリカ:7.7%増(予想:5.91%増)
中南米:6.9%増(予想:5.01%増)
・粗利益率(調整後):34.2%(予想:32.4%)
・営業利益率(調整後):13.9%(予想:12.6%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):横ばい~5%増を維持
・既存事業売上高:2%超の増加を維持(予想:2.3%増)
・FCF:約30億ドルを維持
【企業概要】
Oreo・Ritz・Tobleroneなどのブランドのスナック菓子と飲料製品を製造し、世界のスーパーマーケットチェーン・卸売業者やその他小売店向けに販売する。クッキー・クラッカー・チョコレート・ガム・キャンディー・粉末飲料のほか、チーズ・食料品を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース