リビアン、決算受け上昇 「R2」が好調な滑り出し=米国株個別
(NY時間11:33)(日本時間00:33)
リビアン<RIVN> 12.05(+0.60 +5.20%)
電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブ<RIVN>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかったほか、売上高が予想を上回った。納車台数も予想以上だった。
同社はまた、新型EV「R2」SUVの販売が好調な滑り出しとなったことを明らかにした。「R2」は発売後初めての四半期を通じた販売期間となり、同社のモデル別販売台数で首位となった。
また、通期のEV納車台数見通しの下限を引き上げ、少なくとも6万7000台とした。さらに、マルベイ氏を10月30日付で暫定CFOに任命。
アナリストは今回の小幅な業績見通しの上方修正について「事業運営の着実な進展と資本規律の徹底が市場の期待を上回る好材料となる流れが続いている」と評価した。また「過去3カ月間で株価が約30%調整したことで、同社が事業規模を拡大し、新たな成長機会を創出し続ける中、魅力的な投資機会が生まれている」と指摘した。
さらに「米国のEV需要が底打ちする中、同社の新型『R2』は、比較的独自性の高い市場でのポジションと、競合製品が手薄な市場環境を生かして恩恵を受けると予想している」とも述べた。
(7-9月期・第3四半期)
・1株損益(調整後):0.48ドルの赤字(予想:0.61ドルの赤字)
・売上高:21.6億ドル 38%増(予想:20.2億ドル)
・EBITDA(調整後):4.35億ドルの赤字(予想:5.76億ドルの赤字)
・FCF(調整後):11.2億ドルの赤字(予想:13.2億ドルの赤字)
・納車台数:1万9248台 46%増(予想:1万8902台)
・研究開発費:4.85億ドル
・設備投資:3.66億ドル(予想:4.66億ドル)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):17.5~18.5億ドルの赤字(従来:18~20億ドルの赤字)(予想:18.8億ドルの赤字)
・納車台数:6万7000~7万台(従来:6万5000~7万台)(予想:6万7227台)
・設備投資:14~15億ドル(従来:17~18億ドル)(予想:17.5億ドル)
【企業概要】
電気自動車(EV)と車両のライフサイクル全体に対応するソフトウェアおよびサービスを開発・製造・販売する。電動ピックアップトラックや電動SUVなどの米国製の車両は、消費者や商業顧客に直接販売される。再マーケティング、車両の修理とメンテナンス、充電、資金調達などのサービスも提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース