メタ、ドル建て起債に向けた投資家への打診を開始=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間23:47)
メタ<META> 610.55(+3.82 +0.63%)
メタ<META>は本日、ドル建て起債に向けた投資家への打診を6カ月ぶりに開始した。同社は米国と欧州で少なくとも200億ドルの資金を社債発行によって調達する計画。AIインフラ整備への巨額投資に対する投資家の懐疑的な見方が強まる中でも、IT大手は資金調達を進めている。
同社は償還期間が5ー30年の5本立てで社債を発行。最も償還期間が長い社債の当初のクーポンレートの目安は、米国債利回りに約2.5%ポイントを上乗せした水準となっている。
ここ数日、AI投資ブームの最前線に立つ企業による社債発行が急増。資産運用会社の間では、前例のない規模に膨らむ設備投資への懸念が一段と強まっているものの、企業の資金調達は活発化している。
メタが前回、投資適格社債市場で資金を調達したのは4月で、250億ドルの社債を発行した。この際には投資家の需要がピーク時に960億ドルに達した。
ただ、その後はAI関連企業の社債に対する投資家の需要が弱まっており、買い手はリスクを引き受ける見返りとして、より有利な発行条件を求めるようになっている。今回の起債はシティグループ<C>とモルガン・スタンレー<MS>が主幹事を務めている。
メタは最近、待望の新たなAIモデル「ミューズ・ワンダー」を発表した。同社は、このモデルが最先端の能力を備えており、プログラミングや金融・法律に関する質問への対応では、オープンAIの「チャットGPT」やアンソロピックの「クロード」に匹敵すると説明している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース