オン・セミが決算受け上昇 予想を上回る フェリック社の買収も発表=米国株個別
(NY時間10:35)(日本時間00:35)
オン・セミ<ON> 72.45(+2.34 +3.34%)
半導体のオン・セミコンダクター<ON>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示している。
同社はまた、次世代AIプロセッサー向け電力供給技術を強化するためにフェリック社を買収すると発表。買収に伴う当初の現金支払額は6億ドルで、年末までに完了したい意向。
ただ、アナリストからは「AIデータセンター関連事業は引き続き好調だが、主力事業の回復には依然としてばらつきが見られる」と指摘。また、フェリックの買収については「プロセッサー近傍に配置する集積型電圧レギュレーター技術を獲得することで、2030年のAIデータセンター関連売上高目標を5億ドル引き上げ、30億ドル超とした。ただ、短期的な業績への影響はほとんどない」との見方を示した。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:17.2億ドル 11%増(予想:17.0億ドル)
アナログ・ミックスドシグナル:5.97億ドル 2.4%増(予想:6.01億ドル)
パワーソリューション:8.90億ドル 21%増
インテリジェントセンシング:2.35億ドル 2.2%増(予想:2.44億ドル)
・粗利益率(調整後):41.2%(予想:41.1%)
・営業利益率(調整後):23.2%(予想:22.9%)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.95~1.07ドル(予想:0.96ドル)
・売上高:17.2~18.2億ドル(予想:17.4億ドル)
・粗利益率(調整後):41.5~43.5%(予想:42.2%)
【企業概要】
自動車・産業機器・AIデータセンターを含むエンドマーケットにおいて、電動化、エネルギー効率、安全性、自動化を推進するインテリジェント電源とインテリジェントセンシングソリューションを設計・製造・提供する。センシング技術の統合で低温動作と冷却要件の軽減が可能になり、コスト削減と重量の最小化を実現。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース