6日の株式相場見通し=大幅続落か、米AI規制強化への警戒感強まる
6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落する公算が大きい。前日の欧州株市場では英国のFTSE100とドイツのDAXがマイナス圏で着地し、フランスのCAC40はプラス圏で着地するなど高安まちまちの展開だった。一方、米国株市場ではNYダウが1800ドルを超える下げ幅をみせるなどリスクオフの強い地合いに。ナスダック総合株価指数は1400ポイントあまりの下落で前営業日比5.5%安となり、4月以来およそ7カ月ぶりの水準に沈んだ。フィラデルフィア半導体株指数も12%超安と急落した。3日投開票の米中間選挙は野党・民主党が上下両院を押さえたほか、各州の知事選も相次ぎ制する大勝となった。ただ、これにより同党が掲げるAI規制の強化が進むとの見方が浮上。データセンターの建設が減速するとの警戒感が強まり、ハイテク株を中心にマーケット全体に売りが広がった。この流れを引き継ぎ、きょうの東京市場も値下がりすることが予想される。主力のAI・半導体関連株に売りがかさみ、全体を大きく押し下げるだろう。日経平均は6万円を割り込み、更に下値を探る展開が予想される。取引時間中は韓国KOSPIなどアジア株市場、時間外の米株価指数先物の動向から目が離せない。
5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1833ドル06セント安の5万1523ドル06セントと大幅反落。ナスダック総合株価指数は同1421.52ポイント安の2万4314.99だった。
日程面では、きょうは9月の毎月勤労統計、週間の対外及び対内証券売買契約等の状況に加え、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の四半期期運用状況報告が公表される。海外では米国の10月雇用統計にマーケットの注目度が高い。ドイツの9月鉱工業生産、ユーロ圏の9月小売売上高のほか、米国の11月ミシガン大学消費者信頼感指数、9月消費者信用残高なども。この日はモデルナ<MRNA>の決算発表が予定される。