Jフロッグ、決算受け急伸 クラウド事業が好調 セキュリティ需要が拡大=米国株個別
(NY時間10:14)(日本時間00:14)
Jフロッグ<FROG> 98.70(+24.08 +32.27%)
セキュリティのJフロッグ<FROG>が急伸。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。特にクラウド事業が好調だった。同社が業績見通しを引き上げるのは3回連続となる。
AIの進化によってハッカーが企業のセキュリティをより高度な手法で試せるようになり、同社が提供するデジタル防御ソリューションへの需要が拡大している。
ベンハイムCEOは「ソフトウエアのサプライチェーンを保護しなければ何が起こるのかという不安が市場に広がっている。顧客企業が自社のデジタル環境の安全確保を急ぐなか、セキュリティ関連支出が増加している」と説明した。さらに、当初の契約金額を上回る利用を行う顧客も増えているという。
アナリストは「極めて好調な決算を受け、同社に対する投資判断の根拠が、ほぼすべての面で大幅に強化された」と評価。また「同社が従来の20%台前半という成長率を超えて成長を加速できることを示す具体的な証拠が得られた。通期の売上高見通しは、中央値で約28%の増収を示唆している」と指摘した。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.32ドル(予想:0.23ドル)
・売上高:1.79億ドル 31%増(予想:1.67億ドル)
・粗利益率(調整後):83.6%(予想:82.6%)
・営業利益:4070万ドル(予想:2820万ドル)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.28~0.30ドル(予想:0.21ドル)
・売上高:1.83~1.85億ドル(予想:1.69億ドル)
・営業利益:3620万~3820万ドル(予想:2520万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.14~1.16ドル(従来:0.96~1.00ドル)(予想:0.98ドル)
・売上高:6.80~6.82億ドル(従来:6.48~6.52億ドル)(予想:6.53億ドル)
・営業利益:1.425~1.445億ドル(従来:1.16~1.20億ドル)(予想:1.18億ドル)
【企業概要】
世界の企業が、迅速・大規模に安全なソフトウェアを構築・管理・配布できるよう設計されたソフトウェアサプライチェーンプラットフォームを提供する。包括的なセキュリティ機能により、脅威や脆弱性の特定・保護・修復を支援する。ハイブリッドなマルチクラウド対応でSaaSサービスとセルフホスティングの両方で利用可能。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース