モデルナ、決算受け上昇 海外市場での新型コロナワクチンの販売拡大がけん引=米国株個別
(NY時間11:51)(日本時間01:51)
モデルナ<MRNA> 265.18(+23.72 +9.82%)
モデルナ<MRNA>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字となった。売上高も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正している。
主に海外市場での新型コロナワクチンの販売拡大がけん引した。英国、カナダ、オーストラリアなどで新型コロナワクチンの販売が拡大。モックCFOは「米国での呼吸器感染症ワクチンの接種率が安定化した」と説明した。
同社は、がん治療薬の開発に軸足を移すことで、新たな成長の柱を築こうとしている。最近では、メルク<MRK>と共同開発するmRNA技術を用いた皮膚がんワクチンの後期臨床試験で良好な結果が得られたことを受け、株価が数年ぶりの高値まで上昇した。
「インティスメラン」と呼ばれるこのがん治療薬は、モデルナの事業の基盤となるmRNA技術にとって画期的な進歩となる可能性がある。同社は、2027年に米国で承認される可能性があると見込んでいる。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益:0.38ドル(予想:1.09ドルの赤字)
・売上高:13.1億ドル 29%増(予想:8.88億ドル)
・営業利益:1.30億ドル(予想:4.72億ドルの赤字)
・研究開発費:5.83億ドル(予想:7.50億ドル)
(通期見通し)
・売上高:15~25%増(従来:最大10%増)
・設備投資:2.00億ドル(従来:2.00~3.00億ドル)(予想:2.44億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース